ドイツ連邦統計局が28日に発表した11月の消費者物価指数(暫定値)は前年同月比の上げ幅が前月と同じ2.3%だった。物価の構成比率が50%を超えるサービスは横ばいの3.5%、物品は0.1ポイント減の1.1%となっている。
物品の中で構成比重の大きい食料品の上昇率は前月を0.1ポイント下回る1.2%。エネルギーは下げ幅が0.9%から0.1%に縮小した。エネルギーと食料品を除いたコアのインフレ率は2.7%で、前月を0.1ポイント下回った。
消費者物価は前月比では0.2%低下した。
欧州連合(EU)基準のインフレ率は前年同月比が2.6%、前月比がマイナス0.5%。前月はそれぞれ2.3%、0.3%だった。
