Bayer

独化学大手バイエル傘下の バイエル・マテリアル・サイエンス はこのほど、再利用のポリカーボネート(PC)とポリエチレン・テレフタレート(PET)を混合した新素材「Makroblend GR 235M」の販売を開始した。ポリカーボネートは5ガロン(約19リットル)の業務用ウオーターボトルを、ポリエチレン・テレフタレートは飲料のPETボトルを再利用している。同社によると、新素材は、車体に使用するシートモールディングコンパウンド(SMC)や鉄鋼板、アルミニウムの代用として適しているという。大量生産した場合、従来の素材に比べ経済性に優れるほか、成形の自由度が高まるなどの利点がある。樹脂の密度が小さいため軽量化にも寄与するとしている。

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