米マキシム、墺半導体開発会社を買収

アナログICメーカー大手の米マキシム・インテグレーテッド・プロダクツは7月18日、オーストリアのセンサー開発会社、センサー・ダイナミクス(グラーツ近郊レブリング、以下SD)を買収することで合意したと発表した。買収価格は1億3,000万米ドル。マキシムはSDの債務3,400万ドルも引き受ける。

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SDは自動車やハイエンド民生機器向けのMEMS(マイクロ・エレクトロ・メカニカル・システム)センサーおよびワイヤレス接続ソリューションを得意としている。売上高や利益など業績は公表していない。

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MEMSセンサーは高成長が見込める有望な市場と位置付けられており、マキシムはセンサー・ダイナミクスを傘下に収めることで自動車やハイエンド機器向けの事業をさらに強化するととともに、SDのセンサーソリューションを自社のアナログ製品に統合することで高集積化戦略を推し進める狙いだ。

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