仏自動車部品大手のプラスチック・オムニウムは2日、フューエルシステム事業部門のイナジー・オートモーティブ・システムズ が2015年からアウディのディーゼル車向けに選択還元型触媒(SCR)システムを年50万ユニット供給すると発表した。これはアウディのディーゼル車のほとんどをカバーする数量となる。昨年は3万6,000ユニットを供給したという。同社はアウディのほか、ゼネラルモーターズ(GM)やクライスラーも顧客に持つ。イナジー・オートモーティブ・システムズは2006年にSCRシステム「DINOxプレミアム」を開発した。同システムでは、ディーゼル車の窒素酸化物(NOx)を95%、CO2排出量は8%削減することができるという。
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