鉱工業生産10月はやや増加、建設がけん引
ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が7日発表した10月の鉱工業生産指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.3%増(暫定値)となり、2カ月ぶりに好転した。建設業が1.7%伸びて全体をけん引。製造業も0 […]
ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が7日発表した10月の鉱工業生産指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.3%増(暫定値)となり、2カ月ぶりに好転した。建設業が1.7%伸びて全体をけん引。製造業も0 […]
フォルクスワーゲン(VW)の高級車子会社アウディは7日、道路の信号情報を運転手に送信するサービスを米国で開始すると発表した。自動運転の実現に向けた取り組みで、カーエレクトロニクス分野のプレ開発責任者は「わが社の車両は初め
ブレーキ大手の独クノールブレムゼは7日、前日に終了したスウェーデン競合ハルデックスに対する株式公開買い付け(TOB)で株式71.2%を確保したと発表した。すでに保有している14.9%と合わせると86.1%に達し、TOBの
独自動車部品大手ZFフリードリヒスハーフェンのシュテファン・ゾンマー社長は6日、シュツットガルト経済記者クラブで講演し、電気自動車(EV)の普及が進むと自動車業界の雇用規模は大幅に縮小するとの見方を示した。EVはエンジン
関西ペイントは6日、オーストリアの複合企業リング・インターナショナル・ホールディング(RIH)の工業塗料事業ヘリオス・グループを5億7,200万ユーロで買収する契約を締結した。グローバル化の加速を目指す経営計画に沿うもの
2011年3月の福島原発事故を受けてドイツが原子力発電の全廃時期を前倒ししたのは基本法(憲法)で保障された所有権の侵害に当たるとしてエーオンなど電力大手3社が提訴していた係争で最高裁の連邦憲法裁判所(BVerfG)は6日
ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が6日発表した10月の製造業新規受注指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比4.9%増となり、2014年7月以来の大きな伸びを記録した。大型受注の割合は例年を
中国の通信設備大手、中興通訊(ZTE)が米投資会社ワン・エクイティー・パートナーズ(OEP)からトルコのIT大手ネタシュの株式48.04%を3億5,800万リラ(1億130万米ドル)で買収する。トルコおよび周辺地域に事業
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は5日、アプリを用いたモビリティサービス子会社モイア(Moia)を立ち上げると発表した。自動車の所有に関心を持たない消費者が若年層を中心に増えるとともに、個々人のニーズに見合った「
自動車大手の独BMWが本社所在地のミュンヘンで来年、自動運転車の市街地走行テストを開始する。同社は半導体大手の米インテル、運転支援システム開発のイスラエル企業モバイルアイの協力を受けて完全自動運転車を2021年までに量産
オーストリアで4日に実施された大統領選挙の決選投票(再選挙)で、親欧州連合(EU)派のアレクサンダー・ファン・デア・ベレン候補(緑の党)が右派ポピュリスト政党・自由党(FPOE)のノルベルト・ホーファー候補に勝利した。欧
みずほ銀行と三井住友銀行(SMBC)がロシア国営ガス会社のガスプロムに対し8億ユーロを融資する準備を進めている。プーチン大統領が訪日する今月15〜16日の契約調印を目指す。米JPモルガン・チェースも融資参加を検討している
独自動車工業会(VDA)は2日、ドイツの乗用車新車登録台数が今年は前年比5%増の約340万台となり、2010年代の最高を記録するとの見通しを明らかにした。増加は3年連続。堅調な経済と雇用の安定、所得の拡大が追い風となって
ドイツのアレクサンダー・ドブリント交通相と欧州連合(EU)欧州委員会のヴィオレタ・ブルツ委員(運輸担当)は1日、ブリュッセルで共同記者会見を開催し、同国政府が乗用車を対象に導入予定の高速道路走行料金をめぐる争いで両機関の
カナダのエンジニアリング企業であるエキスコ・テクノロジーズの自動車内装品子会社、オートモーティブ・レザー・カンパニー(ALC)がブルガリア南東部のブラゴエフグラードに工場を建設した。ALCが同国に工場を設置するのはこれで
コンテナ海運世界最大手のマースク・ライン(デンマーク)は1日、同業ハンブルク・シュドを独複合企業エトカー・グループから譲り受けることで基本合意したと発表した。海運業界では過剰な輸送能力と運賃下落を受けて構造不況が続いてお
ゲーム内で使用されるアイテムである「インゲームアイテム」の取引市場をドイツ取引所と独フィンテックのナガ(NAGA)が共同で開設する。インゲームアイテムを安心して交換・売買できる世界初の市場となる。 合弁会社スイテックス(
ドイツ機械工業連盟(VDMA)が1日発表した独業界の10月の新規受注高は実質10%減と大きく落ち込んだ。国外が15%減少して足を強く引っ張った。ユーロ圏(ドイツを除く)とユーロ圏外でともに大型受注が少なかったことが響いた
自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは11月30日、スウェーデンの商用車ブレーキメーカー、ハルデックスを対象に独競合クノールブレムゼが実施している株式公開買い付け(TOB)に応じ、保有株をすべて売却すると発表し
ポーランド中央統計局(GUS)が11月30日発表した2016年7-9月期の国内総生産(GDP、速報値)は前年同期比で実質2.5%増となり、伸び率は前期を0.6ポイント下回った。同成長率が3%を割り込むのは11四半期ぶり。
ドイツテレコムの多くの顧客が27日以降、電話やインターネットを利用できなくなったのは、ルーターなどのネット接続機器を乗っ取って遠隔操作するためのソフト(マルウェア)を用いた攻撃が原因だったことが分かった。誰が何の目的で犯
武田薬品工業は30日、独ジンゲンの生産拠点にデング熱ワクチンの製造設備を新設すると発表した。同社が開発中の「4価弱毒生デング熱ワクチン(TAK-003)」で治験の最終段階に当たる臨床第3相試験が始まったことから、販売承認
ドイツ連邦雇用庁(BA)が30日発表した11月の失業者数は前月を8,000人下回る253万2,000人となり、1991年6月以降の最低を更新した。求人需要が堅調なことが背景にあり、季節要因を加味した実質でも5,000人減
工業ガス大手の独リンデは29日、米同業プラクスエアから合併提案を受けたことを明らかにした。メディア報道を追認したもので、対等合併を打診されている。両社は8月に合併交渉をしている事実を明らかにしたものの、9月になって打ち切
メキシコ電気通信企業アメリカ・モービル傘下のテレコム・オーストリアは30日、ベラルーシの投資会社ZUBRキャピタル及び欧州復興開発銀行(EBRD)からベラルーシ固定通信2社の全株式を取得すると発表した。同国で展開する移動
自動車大手の独BMW、ダイムラー、フォルクスワーゲン(VW)および米フォードは29日、超急速充電スタンドを欧州の幹線沿いに設置するために合弁会社を設立することで基本合意したと発表した。短時間で充電できる環境を整えることで
ドイツ連邦統計局が29日発表した11月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比0.8%増となり、インフレ率(物価変動率)は前月と同じ水準にとどまった。食料品が前月の横ばいから1.2%増へと大きく上昇したものの、エネルギーの
ドイツ連邦統計局が29日発表した10月の輸入物価指数は前年同月を0.6%下回ったものの、下落幅は6カ月連続で縮小した。エネルギー価格の下落率が狭まっていることが大きく、直近のピークである4月(6.6%)に比べると輸入物価
トルコ観光業界の逆境が続いている。政情不安・治安悪化で外国観光客数が急減しているためで、29日に観光省が発表した10月期外国人訪問客数(暫定値)も前年同月比25.8%減の245万人にとどまった。それでもロシアとの関係正常
スイスの機械大手ズルツァーは28日、仏モレ・インダストリーズからポンプ子会社アンシヴァル・モレ(Ensival Moret=EM)を買収する方向で独占交渉を開始したと発表した。軸流ポンプなどこれまで手掛けてこなかった分野
自動車大手の独BMWは28日、ハイテク分野のベンチャー企業を対象とする同社の投資ファンド「BMW i ベンチャー」を拡大すると発表した。自動車業界の今後の競争でカギとなる技術分野で主導的な立場を確保することが狙い。BMW
製薬・化学大手の独メルクが事業拠点を削減する計画だ。米試薬大手シグマ・アルドリッチの買収に伴う措置で、少なくとも5拠点を閉鎖する。メルクへの取材などをもとに『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が28日付で報じた。 メルク
ドイツテレコムの多くの顧客が電話やインターネットを利用できない問題が27日に発生した。トラブルは全国的で起きており、現在も解消されていない。同社は顧客が利用するルーターにサイバー攻撃が仕掛けられた可能性が高いとみて、調査
日立製作所とスロベニア国営送電会社エレスは25日、スロベニアにおけるスマートグリッド事業を共同推進することで合意したと発表した。この11月から3年間、クラウド型の統合配電管理システムを構築して中小配電会社にサービスを提供
キユーピーは25日、ポーランド子会社キユーピー・ポーランド(ワルシャワ)が1億7,965万ズロチ(約47億円)の増資を実施すると発表した。財務基盤の強化が狙いで、キューピーは全額を引き受ける。 キユーピーは9月、同国の食
Ifo経済研究所が24日発表した11月のドイツ企業景況感指数(2005年=100)は前月と同じ110.4にとどまった。事業の現状判断を示す指数は0.5ポイント増の115.6へと上昇したものの、今後6カ月の見通しを示す期待
市場調査大手のGfKが24日発表したドイツ消費者景況感指数の12月向け予測値は9.8となり、11月の確定値(9.7)を0.1ポイント上回った。同指数の改善は4カ月ぶり。12月はクリスマス商戦の山場に当たることから、小売事
鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップが24日発表した2016年9月通期決算の営業利益(EBIT、調整済み)は14億6,900万ユーロとなり、前期比で12%減少した。コストを大幅に削減したものの、鉄鋼価格の低迷が直撃。株主
トルコ中央銀行は24日、主要政策金利である7日物レポ金利を0.5ポイント引き上げ、8%に設定した。通貨リラの下落を食い止め、インフレリスクの上昇を回避する狙い。アナリストらは据え置きを予想していた。翌日物貸出金利(上限金
半導体大手の独インフィニオンは23日の決算発表で売上高営業利益率(特別要因を除く)の目標値を引き上げた。生産性の向上と米同業インターナショナル・レクティファイアー(IR)買収の効果が出ているうえ、米ドル高の追い風も吹いて
フォルクスワーゲン(VW)のVWブランド乗用車部門は米国市場に今後、ディーゼル車を新規投入しない考えだ。同部門担当のヘルベルト・ディーツ取締役が『ハンデルスブラット』紙に明らかにしたもので、窒素酸化物(NOx)の排出基準
安川電機は21日、独フランクフルトで記者会見を開き、欧州事業の強化方針を明らかにした。戦略的に重視する同地の主要市場で中期的に上位2位以内に食い込む目標。10月には産業ロボットの新開発・製造拠点をスロベニアに開設する計画
電機大手の独シーメンスは22日、今後3年間でブダペスト拠点に100億フォリント(約3,200万ユーロ)を追加投資すると発表した。生産面積を大きく拡張し、2018年から新しいタイプのガスタービン翼を生産する。 既存の工場棟