ルフトハンザとGEの合弁、エンジン整備工場を新設
独ルフトハンザと米ゼネラル・エレクトリック(GE)の合弁会社ゼオス(Xeos)がポーランド南西部のシロダ・シロンスカに航空機エンジンの整備工場を建設する。投資額は2億5,000万ユーロで、600人の雇用を見込む。17日付
VWが配車サービス中国最大手と合弁交渉
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は17日、中国の配車サービス最大手・滴滴出行(Didi Chuxing)と合弁会社設立に向けて協議していることを明らかにした。滴滴出行は同国の400以上の都市でサービスを展開。顧客
VWゴルフのEVモデル、ドレスデンで生産へ
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は17日、ハッチバック車「ゴルフ」の電気自動車(EV)「eゴルフ」をドイツ東部のドレスデン工場で生産すると発表した。これにより同工場で生産する電気駆動車は4種類に拡大する。 ドレス
印刷機械のハイデルベルガー、インクメーカー買収を視野に
独印刷機械大手ハイデルベルガー・ドルックマシーネンのライナー・フンツデルファー新社長は16日、インクメーカーの買収を検討していることを明らかにした。同社は業界の構造不況を受けて業績が悪化。経営改善に向けて印刷所向けサービ
ウクライナ新車販売、来年は最大35%増加見通し
ウクライナの乗用車新車販売台数は来年、20〜35%増加する見通しだ。現地ディーラー大手アトラントMインターナショナル・オートモティーブ・ホールディングの発表として、インタファクス・ウクライナが17日に報じた。インフレ率が
アパレル大手ヒューゴ・ボスがブランド削減へ
経営不振の独アパレル大手ヒューゴ・ボスがブランドを整理する。マルク・ランガー社長が16日にロンドンの投資家説明会で明らかにしたもので、カジュアルブランド「ボス・オレンジ」とスポーツブランド「ボス・グリーン」を廃止。メイン
電線大手レオニが赤字転落
ワイヤーハーネス大手の独レオニが16日発表した2016年7-9月期(第3四半期)決算の純損益は2,440万ユーロの赤字となり、前年同期の黒字(1,570万ユーロ)から大幅に悪化した。8月に発覚した詐欺事件で大きな損害を受
富士通が独社と戦略協業
富士通は16日、オープンソースソフトの独SUSEと戦略協業すると発表した。急速に発展するオープンソーステクノロジーを顧客企業にいち早く提供していくことが狙い。両社は10年以上前から連携しており、協力関係を強化することにな
ソニーがボッシュと協業、監視カメラ分野で
ソニーは15日、独ボッシュの傘下企業ボッシュ・セキュリティ・システムズと協業契約を締結したと発表した。監視カメラの分野で両社の技術を融合し新たな業界スタンダートを確立する考え。販売面でも協力していく。 両社は来年初から、
味の素、トルコ食品大手オルジェンを買収
味の素は16日、トルコ食品大手オルジェンの全株式を約74億円で取得することで株主と契約を締結したと発表した。トルコを中東事業拡大の起点ととらえる現行の中期計画に沿い、同国の一般消費者向け事業の地盤強化を図る。来年3月末ま
独成長率が鈍化、第3四半期0.2%に
ドイツ連邦統計局が15日発表した2016年第3四半期(7〜9月)の国内総生産(GDP)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前期比0.2%増となり、伸び率は前期の同0.4%から低下した。輸出がやや減少したのに対し輸入が
ロシアの7-9月GDP、前年同期比0.4%減
ロシア連邦統計局(ロススタット)が14日発表した2016年7-9月期(第3四半期)の国内総生産(GDP、速報値)は前年同期に比べ、実質ベースで0.4%減少した。依然として減少が続いているが、マイナス幅は縮小している。 今
シュタインマイヤー外相が次期大統領に、与党合意
独与党のキリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)と社会民主党(SPD)の首脳は14日、SPDのフランクヴァルター・シュタインマイヤー外相を次期大統領候補とすることで合意した。3党は大統領選挙で過半数票を保持していること
シーメンスが米ソフト大手を買収へ、最大45億ドルで
電機大手の独シーメンスは14日、デザインオートメーション・産業ソフト大手の米メンター・グラフィックスを買収することで合意したと発表した。産業ソフト事業を強化する狙い。来年第2四半期の買収手続き完了を見込む。 メンターを株
アウディが中国で電気駆動車生産へ
フォルクスワーゲン(VW)の高級車子会社アウディは14日、中国同業の第一汽車(FAW)との提携を強化することで合意したと発表した。電気駆動車を同国で共同生産するほか、移動・デジタルサービスの合弁会社を設立する。 アウディ
「英企業の独移転開始は目前に」=独財務省
独財務省のトーマス・シュテッフェン事務次官は14日、英国の欧州連合(EU)離脱決定を受けて同国企業のドイツ移転が近い将来に始まるとの見方を明らかにした。同省では移転に関する英企業からの問い合わせが増加。移転の検討が多くの
鳥インフルエンザが流行、北部州で3万羽を殺処分
ドイツ各地で鳥インフルエンザが流行している。野鳥のほか家禽農家でも計2件の発生が確認されており、同国北部のシュレスヴィヒ・ホルシュタイン州では13日までに3万羽が殺処分された。クリスチャン・シュミット連邦農相は14日、家
ブルガリアとモルドバで親ロ派大統領が誕生
ブルガリアとモルドバで13日行われた大統領選決選投票は、いずれも野党の推す親ロ派候補が勝利した。これを受けてブルガリアでは14日、ボイコ・ボリソフ首相が内閣総辞職を発表し、来年3月に総選挙が実施されることになった。一方、
卸売物価が上昇に転換、10月+0.5%に
ドイツ連邦統計局が11日発表した10月の卸売物価指数は前年同月比0.5%増となり、2013年から続く下落にようやくストップがかかった。消費財が1.0%上昇したことが最大の押し上げ要因。石炭・石油製品の下落幅が0.2%まで
10月のVWグループ販売4.7%増加、中国依存度42%に
自動車大手の独フォルクスワーゲンが11日発表した10月のグループ新車販売台数は87万300台となり、前年同月比で4.7%増加した。同社最大の市場となった中国が16.6%増の36万3,900台と大幅に伸びて全体をけん引。北
自動車部品のコンチネンタルがオ大と提携、人工知能分野で
自動車部品大手の独コンチネンタルは11日、人工知能(AI)の研究で英オックスフォード大学と提携すると発表した。「自動運転」「車両アクセスシステム」「警告システムを通した事故防止」「ドライバーと車両の細やかな対話」の分野を
生保がけん引、アリアンツ2ケタ増益に
保険大手の独アリアンツが11日発表した2016年7-9月期(第3四半期)決算の営業利益は28億9,800万ユーロとなり、前年同期を18.2%上回った。生保部門が特に好調で全体をけん引。純利益は36.5%増の18億5,50
靴製造のビルケンシュトック、自然化粧品など新分野に進出
コルクを用いた足形にフィットするサンダルで有名な靴製造の独ビルケンシュトックが、新たな事業分野を開拓する。オリファー・ライヒェルト社長が経済誌『ヴィルトシャフツボッヘ』に明らかにしたもので、自然化粧品と寝具を来年にも公開
シュコダ自の10月販売が過去最高に
チェコのシュコダ自動車が10日発表した10月の販売台数は前年同月比10.6%増の9万7,900台となり、10月単月としては過去最高を記録した。国別販売でダントツ1位の中国で伸び率が大きく、全体が押し上げられた。車種別では
電子機器向け保険サービスをルフトハンザが開始
航空大手の独ルフトハンザは9日、乗客保有の電子機器を対象とする損保商品の販売を開始した。チケット収入減少の穴を埋める収入源へと育て上げる考え。保険大手エルゴと提携してサービスを提供する。故障・損傷時の修理費用と盗難による
シーメンスの通期営業益が2ケタ増に
電機大手の独シーメンスが10日発表した2016年9月通期決算の産業部門の営業利益は87億4,400万ユーロとなり、前期比で13%増加した。風力発電&再生可能エナジー(2.9倍の4億6,400万ユーロ)、パワー&ガス(32
医療機器部門のIPOをシーメンスが計画
電機大手の独シーメンスは10日、医療機器部門「シーメンス・ヘルシニアーズ」の新規株式公開(IPO)方針を明らかにした。事業拡大に必要な資金をヘルシニアーズが自ら調達し、市場の変化や顧客ニーズに速やかに対応できるようにする
クーカが航空機産業向け事業を部分売却へ
産業ロボット・ファクトリーオートメーション大手の独クーカは9日の決算発表で北米の航空機産業向け事業を放出する意向を明らかにした。中国の美的集団による同社買収計画を審査している米当局が安全保障上の懸念を示しているため。クー
VWが電池工場建設へ
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が電気自動車(EV)などに搭載する電池の生産施設をドイツ国内に建設する意向だ。同社のマティアス・ミュラー社長が9日、ハンデルスブラット紙主催のイベントで明らかにしたもので、従業員の
トヨタの世界戦略車「C-HR」、トルコで生産開始
トヨタ自動車は9日、トルコ北西部のサカリヤ工場で新型クロスオーバーSUV「C-HR」の生産を開始した。ガソリン車とハイブリッド車(HV)を生産する。同社がトルコでHVを製造するのは初めて。 C-HRはトヨタの世界戦略車で
米大統領選挙結果に独政財界から懸念
米国の大統領選挙で共和党のドナルド・トランプ候補が勝利したことがドイツの政財界に大きな波紋を広げている。選挙戦中に保護主義や排外主義、孤立主義的な主張を繰り広げてきたためだ。政界も財界も世界の経済秩序や安全保障に大きな影
エネルギー大手エーオンがコスト削減計画発表
エネルギー大手の独エーオンは9日の決算発表でコスト削減計画「プロジェクト・フェニックス」を発表した。在来型発電子会社ユニパーの分離・上場や原発廃止に伴うコストが業績を強く圧迫しているため。年4億ユーロのコスト圧縮を目指す
自動車部品のハルデックス、競合による買収を条件付きで支持
スウェーデンの商用車用ブレーキメーカー、ハルデックスは8日、独競合クノールブレムゼが同社を株式公開買い付け(TOB)で買収する計画について、独禁法上の問題をクリアできれば受け入れると発表した。両社は事業の重複が多いことか
英小売大手のM&S、中東欧など10カ国で店舗閉鎖
英小売大手のマークス&スペンサー(M&S)が中東欧6カ国を含む10カ国で直営店53店舗を閉鎖する。減益を受けた再編の一環で、国外では今後、フランチャイズ事業に専念する。 対象となるのはエストニア、ハンガリー、リト
テスラが独機械メーカーを買収
電気自動車製造の米テスラは8日、自動製造システム(AMS)の有力メーカーである独グローマン・エンジニアリングを完全買収することで合意したと発表した。テスラは生産規模を短期間で大幅に拡大しようとしていることから、それに必要
BASFが2億ユーロ投資、樹脂添加剤事業で
化学大手の独BASFは8日、樹脂添加剤分野で今後5年間に総額2億ユーロ以上を投資すると発表した。酸化防止剤と光安定剤の需要が世界的に拡大しているためで、生産能力を拡大するほか、工場のデジタル化を推し進める。投資額の約半分
鉱工業生産9月は減少
ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が8日発表した9月の鉱工業生産指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比1.8%減(暫定値)となり、2カ月ぶりに落ち込んだ。製造、エネルギー、建設の3部門すべてで後退。エ
輸出成長率が大幅鈍化、9月0.9%に
ドイツ連邦統計局が8日発表した9月の輸出高は前年同月比0.9%増の1,064億ユーロとなり、伸び率は前月の同9.9%から大幅に縮小した。欧州連合(EU)域外向けが1.0%減の430億ユーロに縮小。ユーロ圏(2.3%増の3
日本がカザフスタンに投資、総額12億ドルの契約に調印
東京で7日、第6回日本カザフスタン経済官民合同協議会が開かれ、両国間で商業契約13本が調印された。化学・石油化学、革新技術、官民パートナーシップ(PPP)、エネルギー、金融、建材製造、流通、観光の各分野を対象とするもので
製造業受注3カ月ぶりに減少、9月−0.6%に
ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が7日発表した9月の製造業新規受注指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.6%減となり、3カ月ぶりに落ち込んだ。9月としては大型受注が少なかったことが影響
出光興産が独メルクと提携、有機EL材料特許を相互利用へ
出光興産は7日、有機EL材料分野で独メルクと提携合意したと発表した。それぞれが保有する特定領域の特許を相互利用することで材料開発領域を拡大するとともに、新しい有機EL材料の創出につなげていく考え。両社は今後、相互特許利用
VW監査役会長が独当局の捜査対象に、排ガス不正問題で
ディーゼル車排ガス不正に関する情報の公開を自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)が不当に遅らせたとされる問題で、独ブラウンシュヴァイク検察当局が同社のハンスディーター・ペッチュ監査役会長を捜査対象に加えたことが6日、VW
独テレコムが対無人機システムを開発、テロや盗撮対策向け
電気通信サービス大手のドイツテレコムが無人機(ドローン)を用いたテロやスパイ活動を防ぐためのシステムを開発している。日曜版『ヴェルト』紙が報じたもので、広報担当者は同紙に、対無人機システムの開発が進展した段階に達しており
中国、中東欧プロジェクト基金を設置
中国の李克強首相は5日、訪問中のリガで政府系の中国工商銀行(ICBC)など3銀行が出資し、中東欧におけるプロジェクト融資を目的とした基金を設置したと発表した。規模は100億ユーロで、インフラ、先端技術製造、消費財などの分
コメ銀が最終赤字に転落、組織再編など響く
独銀2位のコメルツ銀行が4日発表した2016年7-9月期(第3四半期)決算の最終損益は2億8,800万ユーロの赤字となり、前年同期の黒字(2億3,500万ユーロ)から大きく悪化した。組織再編に伴い評価損6億2,700万ユ
BMWがEVの新モデル投入へ
高級車大手の独BMWは4日の決算発表で、電気自動車(EV)の新モデル投入計画を明らかにした。2019年に「ミニ」ブランド初のEVを発売。20年にはSUV「X3」のEVも売り出す。 2016年7-9月期(第3四半期)決算の
独メルクが中国に医薬品工場
製薬・化学大手の独メルクは4日、上海北部の南通市で医薬品工場の竣工式を行った。中国需要の拡大を見据えた措置。これまでは同国に医薬品を輸出してきたが、今後は現地での生産に乗り出す。 メルクは2013年、南通工場の建設計画を