不動産バブル崩壊の恐れ、インフレ率上昇もリスク要因
ドイツ連邦銀行(中銀)は25日に公開した金融市場の安定性に関するレポートで、同国の不動産バブルリスクが大幅に高まっているとの見方を示した。不動産価格が適正水準を大きく上回っているうえ、インフレ率の上昇で金利リスクも高まっ […]
ドイツ連邦銀行(中銀)は25日に公開した金融市場の安定性に関するレポートで、同国の不動産バブルリスクが大幅に高まっているとの見方を示した。不動産価格が適正水準を大きく上回っているうえ、インフレ率の上昇で金利リスクも高まっ […]
次期政権を樹立予定の社会民主党(SPD)、緑の党、自由民主党(FDP)は24日、政権協定を発表した。3党はそれぞれが重視する政策分野で大臣ポストを獲得。政策内容面でも折り合いをつけた。政権協議中に悪化した新型コロナウイル
三井住友フィナンシャルグループと連結子会社の三井住友銀行、SMBC日興証券は24日、独フランクフルトの銀行現地法人SMBCバンクEUと 証券現地法人SMBCニッコー・キャピタル・マーケッツ・ヨーロッパ(CMFRA)を合併
三菱重工業は25日、ロシアのウストルガLNG(液化天然ガス)プロジェクト向け に、LNG生産の核となる設備一式を供給すると発表した。液化の工程で冷媒を昇圧 するための主冷凍用コンプレッサを子会社の三菱重工コンプレッサが製
トルコ即配サービスのゲティシュ(Getir)は11月23日、英競合ウィージーを買収 すると発表した。同社の獲得で英国における地盤強化を図る。取引金額は明らかに されていない。 ウィージーは2019年、英国初の即配サービス
Ifo経済研究所が24日発表した11月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は96.5となり、前月を1.2ポイント下回った。同指数の悪化は5カ月連続。原材料と物流のひっ迫がこれまでに引き続き足を引っ張ったほか、新型
自動車大手の独ダイムラーは24日、傘下のマイクロバス製造会社メルセデスベンツ・ミニバスを独投資会社AEQUITAに売却すると発表した。バス分野の経営資源を8トン以上の車両・シャシーに絞り込む方針に基づく措置。取引金額は公
化学大手の独ランクセスは24日、高性能エンジニアリングプラスチックのコンパウンド能力を中国で増強すると発表した。電動車の生産増を背景に現地需要が伸びていることに対応する。 約3,000万ユーロを投じて常州工場内に新たなコ
新型コロナ患者の急増で医療現場がひっ迫しているチェコとスロバキアで22日、ワ クチン未接種者を主な対象とした大幅な行動制限措置が導入された。医療機関で治 療を受ける重症患者の過半数が未接種者であることを踏まえた措置で、接
ドイツ鉄道(DB)は23日、車内での3G検査を24日(水)から開始すると発表した。改正感染防止法が24日付で発効することを踏まえた措置。新型コロナウイルスのワクチン接種、感染からの快復、陰性のいずれかを証明する文書を持た
産業ロボット大手の独クーカは23日、親会社である中国の美的集団がスクイーズアウトを実施し、同社を完全子会社化すると発表した。クーカは声明で、美的集団による買収後クーカは市場での資金調達を行っていないと指摘。上場を続ける意
エネルギー設備大手のシーメンス・エナジーは23日、ブラジルの建設・エンジニアリング大手アンドラーデ・グティエレスと共同で熱電併給発電所の建設を受注したと発表した。リオデジャネイロ州の天然ガス発電プロジェクト「UTE GN
エネルギー設備大手のシーメンス・エナジーは23日、ブラジルの建設・エンジニアリング大手アンドラーデ・グティエレスと共同で熱電併給発電所の建設を受注したと発表した。リオデジャネイロ州の天然ガス発電プロジェクト「UTE GN
独軍需大手ラインメタルは23日、無人偵察機製造の独EMTを買収することで合意したと発表した。デジタル事業強化策の一環。買収金額は公表しないことで合意した。今年末から来年初頭の取引完了を見込む。 EMTは1978年の設立で
独ポルシェは19日、クロアチアの電動(EV)ハイパーカーメーカー、リマックの電 動アシスト自転車事業グレイプ・バイクスを買収すると発表した。自転車事業を強 化する狙い。取引成立には競争当局の承認が必要となる。手続きは年内
ドイツ南部のバイエルン州と東部のザクセン州がロックダウンの導入を決定した。両州は新型コロナウイルスの新規感染者数が特に多く、州政府は踏み込んだ規制が必要と判断。州内全域でクリスマス市を禁止するほか、爆発的な感染拡大の最大
ドイツ連邦銀行(中銀)は22日の最新月報で、11月のインフレ率(年率)が前月の4.6%から6%弱へと上昇する見通しを明らかにした。昨年はコロナ禍の経済対策で下半期に付加価値税率が引き下げられており、今年下期はその反動でイ
化学大手の独BASFは22日、仏工業ガス大手エア・リキードと共同実施する二酸化炭素(CO2)回収・貯留(CCS)プロジェクトが欧州連合(EU)の欧州委員会からイノベーション基金の支援対象に選定されたと発表した。炭素中立目
自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは19日、アフターマーケット・サービス分野で中国の車載電池大手、寧徳時代新能源科技(CATL)とグローバル戦略パートナーシップを締結したと発表した。ZFが世界に持つ自動車整備
新型コロナウイルスワクチンの接種を受けない人への圧力をドイツ政府と州政府が強化する。新規感染者が急増し、地域によってはすでに集中治療病床が不足するなど、医療崩壊の懸念が強まっているためだ。連邦議会(下院)と州の代表からな
ドイツ政府は19日、オランダ、ベルギー、アイルランド、ギリシャの4カ国を新型コロナの「高リスク地域」に指定すると発表した。これらの国で新規感染者数が高水準に達していることを踏まえたもので、21日0時付で発効する。ワクチン
ドイツ連邦統計局が19日発表した10月の生産者物価指数は前年同月比18.4%増となり、1951年11月以来およそ70年ぶりの大きな上げ幅を記録した。同物価の上昇は11カ月連続。エネルギーと中間財がこれまでに引き続き全体を
独鉄鋼業界団体シュタールが19日発表した10月の粗鋼生産高は前年同月比7.0%増の365万5,000トンとなり、8カ月連続で拡大した。高炉鋼が13.2%増の252万1,000トンと大きく拡大。電炉鋼は4.6%減の113万
独バイオ医薬品企業ビオンテックは19日、開発中の皮膚がん治療薬「BNT111」に米食品医薬品局(FDA)の迅速承認手続きが適用されたと発表した。同薬は標準的な治療法が少ない進行性黒色腫腫患者を対象とする医薬品。同社が米フ
台湾は18日、事実上の大使館に当たる「台湾代表処」をリトアニアの首都ビリニュ スに開設した。在欧州の台湾の代表機関の中で名称に「台湾」が入るのはこれが初 めて。中国側の強い反発をよそに、台湾は欧州連合(EU)諸国との結び
国の予防接種常任委員会(STIKO)は18日、追加免疫(ブースター)接種の勧告対象を18歳以上の新型コロナウイルス用ワクチン接種完了者全員に拡大する意向を発表した。これまでは70歳以上の高齢者などに限定してきたが、感染者
自動車部品大手の独コンチネンタルは17日、同日の臨時監査役会でヴォルフガング・シェーファー取締役(財務担当)の即時解任を承認したと発表した。自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のディーゼル車排ガス不正問題に絡んだ措置と説
モバイルバンキングサービスを手がける独新興企業N26は18日、米国市場から撤退すると発表した。同市場での激しい競争に勝ち抜く見通しが立たないためとみられる。今後は欧州事業に注力する。同社は英国市場からも昨年に撤退しており
連邦統計局のデータをもとにドイツ機械工業連盟(VDMA)が18日発表した第3四半期(7~9月)の機械輸出高は446億ユーロ(暫定値)となり、前年同期を8.8%上回った。コロナ禍からの回復が順調に進んでおり、1-9月期は前
北マケドニアの国営電力企業ESMは17日、三菱グループが同国南部に出力250メガ ワット(MW)のガス火力発電所の設置を検討していると発表した。ESM子会社のREK ビトラが運営する石炭火力発電所の近くに設置する計画で、
米電動バス・バッテリーメーカーのプロテラは16日、トルコのアナドルいすゞから バッテリーシステムを受注したと発表した。欧州からバス用製品を受注するのはこ れが初めてで、欧州公共交通市場進出への足がかりとなりそうだ。バッテ
オーストラリアの富豪で鉄鉱石採掘大手フォーテスキュー・メタルズ・グループ(FMG)の会長を務めるアンドリュー・フォレスト氏がドイツへのグリーン水素輸出に向け着々と準備を進めている。同氏は15日、独経済省で同国の有力企業の
ドイツ連邦統計局が17日発表した9月の製造業受注残高指数(2015年=100)は物価・営業日数・季節要因調整後の実質で前月を2.4%上回る143.3(暫定値)となり、統計開始(15年1月)後の最高を9カ月連続で更新した。
鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップが電解槽製造子会社ウーデ・クロリンエンジニアズの新規株式公開(IPO)を実施するとの観測が浮上している。ブルームバーグ通信が消息筋の情報として報じたもので、来年1-3月期に株式市場デビ
ドイツ連邦ネットワーク庁は16日、ロシア産天然ガスの輸送パイプライン「ノルドストリーム2」の認証手続きを凍結すると発表した。同パイプライン運営会社が提出した書類を検討した結果、同手続きの要件を満たしていないことが判明した
独化学工業界(VCI)は16日、同国化学・製薬業界の2021年売上高を従来予測の前年比11%増の2,110億ユーロから同15.5%の2,200億ユーロへと上方修正した。上昇した原料調達コストの転嫁が順調に進んでいるためで
ドイツ連邦統計局が16日発表した鉱工業の昨年の有形固定資産投資額は608億4,200万ユーロとなり、前年に比べ13.9%減少した。コロナ禍の発生で景気が急速に冷え込んだうえ、資金繰り確保の重要性が高まったことが反映された
独電気電子工業会(ZVEI)は16日、同国の電子部品市場が今年は前年比14%強増の185億ユーロとなり、コロナ禍前の2019年水準をほぼ回復する見通しを明らかにした。欧州市場規模も17%強増の560億ユーロ弱に拡大すると
トルコ初の電動国民車の開発製造を手がける合弁会社TOGGは12日、ミドルクラスセ ダンの開発に着手したと発表した。2030年までに発売を予定する5モデルのうちの 一つで、ミドルクラスSUV(スポーツ多目的車)に次ぐ第2弾
新型コロナウイルス新規感染者数の急増が止まらない。ロベルト・コッホ研究所(RKI)が15日発表した人口10万人当たりの直近7日間の新規感染者数(7日間の発生数)は303.0人となり、前日の289.0人から14人増加。8日
欧州で行われる鉄道分野の入札に参加する欧州連合(EU)域外の企業に最低50%の現地調達比率を義務付けることを、独鉄道産業連盟(VDB)と独金属労組IGメタルが要求している。国家助成を受けた中国メーカーが安値で応札して落札
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が12日発表した10月のグループ新車販売台数は前年同月比33.5%減の60万900台となり、下げ幅は前月の同32.9%から拡大した。減少は4カ月連続。6月までは5カ月連続で増加して
独海運大手ハパックロイドのロルフ・ハッベン社長は12日ロイター通信に、物流のひっ迫は来年も続くとの見方を示した。状況が抜本的に改善する兆しは出ていないと明言。コロナ禍の終息が視野に入り感染防止のための規制が大幅に緩和され
航空大手の独ルフトハンザは12日、コロナ禍に伴う経営悪化を受けて国から受けていた支援のうち決議権のない出資を同日付で完済したと発表した。国の政策金融機関KfWから受けた融資10億ユーロは2月に全額返済していることから、国
ドイツ連邦統計局が12日発表した10月の卸売物価指数は前年同月比15.2%増となり、1974年3月以来47年7カ月ぶりの大きな上げ幅を記録した。同物価の上昇は9カ月連続。6月以降は上げ幅が2ケタ台に上っている。景気の回復
自動車部品大手の独コンチネンタルは11日、スウェーデンの工業用ポリマー製品大手トレルボルグから印刷用ブランケット事業を買収することで合意したと発表した。表面加工ソリューション・印刷技術分野のポートフォリオを拡充するととも
独自動車部品大手コンチネンタルは10日、セルビア北部ノビサドの第2工場の第1期 工事を完了した。新工場は2022年9月に稼働を開始する予定。完成後の施設面積は3 万平方メートルで、同社の工場として最大規模となる。600〜
フランクフルト空港を利用する乗客が10月は前年同月比218.5%増の約340万人となり、コロナ禍発生後の最高を記録した。同空港運営会社フラポートが11日に明らかにしたもので、欧州の観光地向けのフライト需要が全体を強く押し
電機大手の独シーメンスが11日発表した2021年9月通期決算の純利益は前期比53%増の61億6,100万ユーロと大幅に伸びた。中核事業の好調のほか、周辺事業の売却で水準が押し上げられた。売上高は13%増の622億6,50
化学大手の独BASFは11日、デンマークのエネルギー大手オーステッドから洋上風力発電で作る電力の供給を受けることで合意したと発表した。BASFは生産の脱炭素化に取り組んでおり、すでに独RWE、スウェーデンのバッテンフォー