三洋化成とBASFがPDU開発で戦略協業
三洋化成工業は27日、独化学大手BASFとポリウレタン・ディスパージョン(PUD)開発の戦略的協業に関する覚書に調印したと発表した。製品を共同開発することで市場投入までの時間を短縮するとともに、両社のグローバル拠点を通し […]
三洋化成工業は27日、独化学大手BASFとポリウレタン・ディスパージョン(PUD)開発の戦略的協業に関する覚書に調印したと発表した。製品を共同開発することで市場投入までの時間を短縮するとともに、両社のグローバル拠点を通し […]
独シーメンス・エナジーの日本法人は27日、テス・エンジニアリングから熊本錦グリーンパワー向けの蒸気タービンと関連製品を受注したと発表した。2023年に熊本県球磨郡錦町で運転開始予定のバイオマス発電所に発電出力1.99メガ
独ダイムラーの乗用車・バン子会社メルセデスベンツは24日、欧州競合ステランティスと仏エネルギー大手トタルエナジーズの電池合弁会社オートモティブ・セル・カンパニー(ACC)に資本参加すると発表した。メルセデスは2030年を
天然ガス価格高騰の影響がドイツにも波及してきた。メーカーや都市エネルギー公社にガスを供給しているドイチェ・エネルギープール(DEP)は24日ホームページで、多くの顧客に解約を通告したことを明らかにするとともに、国内供給を
Ifo経済研究所が24日発表した9月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は98.8となり、前月を0.8ポイント下回った。同指数の悪化は3カ月連続。原材料の供給不足でメーカーが生産調整を余儀なくされていることが響い
独研究省は23日、新型コロナウイルスへの感染後に一部の患者で発症する後遺症の研究を支援すると発表した。ワクチン接種の進展で感染が重症化するリスクは大幅に低下しているものの、後遺症については実態の解明や治療法の開発が遅れて
トルコ中央銀行は23日の金融政策決定会合で、主要政策金利である7日物レポ金利 を1ポイント引き下げ、18%に設定した。利下げは昨年5月以来、16カ月ぶり。市場 は据え置きを予想していた。インフレが高進しているものの、景気
リトアニア防衛省は21日、消費者に対し、中国製スマートフォンを買わないよう呼 びかけた。使用中のものも、できるだけ早く処分すべきとの立場だ。政府による調 査の結果、検閲機能やセキュリティ上の問題点がみつかったためと説明し
ドイツのイエン・シュパーン保健相と国内16州の保健相は22日、新型コロナウイルス感染者と濃厚接触し当局から隔離を命じられた就労者への収入補償を10月末で打ち切ることを取り決めた。バーデン・ヴュルテンベルクなど一部の州が実
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は23日、中国中部の安徽省に電気自動車(EV)用電池工場を建設すると発表した。同国での今後のEV販売攻勢に向け現地の電池生産能力を拡大する。 安徽省合肥に敷地面積4万5,000平方
空飛ぶタクシーを開発する独ボロコプターは22日、同社の株主である中国自動車大手の浙江吉利控股集団と合弁会社を設立すると発表した。アーバン・エア・モビリティ(UAM)サービス事業を中国で共同展開する。 浙江吉利の子会社、沃
農薬・種子大手の独バイエルは22日、有機種子事業に参入すると発表した。有機食品のニーズが世界的に拡大していることから、需要を取り込む意向だ。 温室栽培の主要な野菜であるトマト、パプリカ、キュウリの有機種子を来年、発売する
独鉄鋼業界団体シュタールが23日発表した8月の粗鋼生産高は前年同月比3.4%増の292万5,000トンとなり、6カ月連続で拡大した。増加幅はこれまでに比べ小さい。 高炉鋼が7.9%増は214万3,000トンへと拡大したも
ポーランド中央統計局が22日発表した8月の鉱工業生産指数は前年同月比で13.2% 増加し、上げ幅は前月の9.8%を3.4ポイント上回った。上昇率の拡大は4カ月ぶ り。製造業の上げ幅が前月の9.7%から13.3%に広がった
ドイツでコロナ禍の終息が視野に入ってきた。イエン・シュパーン保健相は地方紙『アウグスブルガー・アルゲマイネ』紙に、「ワクチンの予防効果が働かない新たな変異株が出現しなければ~それはほぼないことだが~、パンデミックを来春に
新型コロナウイルスワクチンの接種者と非接種者とで医療保険料を差別化すべきとの考えが浮上してきた。独保険大手R+Vのノルベルト・ロリンガー社長がインターネットポータル「Tオンライン」のインタビューで表明したもので、「接種ス
独フォルクスワーゲン(VW)の商用車子会社トレイトンは22日、7-9月期と10-12月期のグループ販売台数が計画を大幅に下回る見通しを明らかにした。半導体やその他の重要部品の供給がひっ迫しているためで、生産調整は年明け以
半導体の開発製造を手がけるベルギーのメレキシスが、ブルガリアのソフィアにあ る生産・研究開発(R&D)拠点を拡張する。グループの成長戦略の一環で、世界的 な半導体不足に対応する狙いもある。投資額は7,500万ユー
飲食店の入店者やイベントの参加者を新型コロナウイルスワクチンの接種完了者などに制限する「2Gルール」を導入する州が増えている。これまでに国内16州のうち11州が導入したか導入を検討中だ。 ドイツではコロナ感染防止のための
独ハンブルク港運営会社HHLAは21日、海運大手の中国遠洋海運集団(COCOS)が同港に戦略出資することで合意したと発表した。対中貿易のハブ拠点としての地位を強化する狙い。カルテル法と貿易法上の審査で承認を受けることが取
エネルギー設備大手の独シーメンス・エナジーは21日、住友電工と共同で英・アイルランド企業グリーンリンク・インターコネクターと契約を締結したと発表した。グリーンリンクが英~アイルランド間に敷設する海底送電線向けに高圧直流(
航空大手の独ルフトハンザは19日、総額21億ユーロの増資を実施すると発表した。既存の株主から資金を調達して財務を強化するとともに、国の支援の返済に充てる意向だ。同社は国の支援を早期に脱却に経営の自由を取り戻すことを目指し
ロシアで17日から19日にかけて行われた下院(ドゥ—マ)選挙(定数:450)は、 与党・統一ロシアが定数の3分の2議席を獲得する見通しとなり、プーチン大統領の 政権基盤維持が確実となった。ただ、16年の前回選挙に比べると
社会民主党(SPD)のオーラフ・ショルツ首相候補(財務相)は19日発行『日曜版ビルト』紙のインタビューで、首相に就任した場合は社会福祉重視の政策を実施する意向を表明した。連邦議会選挙戦で優位に立つなか投票日が1週間後に迫
ドイツ連邦統計局が20日発表した8月の生産者物価指数は前年同月比12.0%増となり、第1次石油危機の余波が残る1974年12月以来の大きな上げ幅を記録した。同物価の上昇は9カ月連続。エネルギーと中間財がこれまでに引き続き
化学・製薬大手の独メルクは20日、電子材料部門に2025年末までの5年間で総額30億ユーロ強を投資すると発表した。データ送信量の急増や5G、IoTを背景に半導体とディスプレー向け材料の需要が大幅に拡大すると見込まれること
特殊化学大手の独ランクセスは17日、南アフリカ北部のルステンブルクにあるクロム鉱山の権益を現地の鉱山会社クローバー・アロイズに売却したと発表した。ランクセスはクロム化学事業を昨年、売却し、クロム鉱山の権益を持ち続ける必要
半導体大手の独インフィニオンは17日、オーストリア南部のフィルラハでパワー半導体工場の開所式を行った。半導体は現在、世界的に不足し、コロナ禍からの経済回復の足取りを鈍らせており、ラインハルト・プロス社長は「欧州に(半導体
ドイツ政府の充電スタンド政令案が17日、州政府の代表で構成される連邦参議院で可決された。カード決済サービスの提供を充電事業者に義務付けることが柱で、デビットカードとクレジットカードでの決済が可能となる。 電気自動車(EV
独ベルリン州政府は17日、合併を計画している不動産大手のヴォノヴィアとドイチェ・ヴォーネンから州内の賃貸住宅1万4,750世帯分を取得することで合意したと発表した。手ごろな価格の賃貸住宅が不足している現状を改善する狙い。
ドイツ連邦統計局が17日発表した製造業の7月の受注残高指数(2015年=100)は物価・営業日数・季節要因調整後の実質で前月を2.4%上回る137.6(暫定値)となり、統計開始(15年1月)後の最高を7カ月連続で更新した
自動車部品大手コンチネンタルから分離・独立したパワートレイン製造の独ヴィテスコは16日、フランクフルト証券取引所で株式市場デビューを果たした。初値は59.80ユーロ。時価総額は24億ユーロで、事前のアナリスト予想(33億
Ifo経済研究所は15日、ドイツの今年のインフレ率が3%に達し、1993年(4.5%)以来の高水準に達する見通しを明らかにした。昨年はコロナ禍でエネルギー価格が急落したほか、7月から12月にかけて景気対策で付加価値税率が
ポーランド中央統計局(GUS)が15日発表した8月の消費者物価指数は前年同月比で 5.5%上昇し、上げ幅は前月から0.5ポイント拡大した。インフレ率の上昇は2カ月 連続。天然ガスの輸入価格の値上がりで光熱費が上昇したこと
化学大手の独BASFは16日、中国の電池大手、寧徳時代新能源科技(CATL)と電池材料分野で戦略パートナーシップを締結すると発表した。正極材と電池リサイクルの分野で協業。電池の持続可能なバリューチェーンを構築するとともに
独機械工業連盟(VDMA)は16日、独業界の来年の生産成長率が実質5%となり、今年の同10%(予測)から鈍化する見通しを発表した。新規受注は大幅に増えているものの、材料不足と物流のひっ迫で生産が滞っているためだ。状況改善
ドイツ鉄道(DB)と機関士労組GDLは16日、新しい労使協定を取り決めたと発表した。これにより8月から断続的に3度、行われたGDLのストは終了したことになる。ニーダーザクセン州のシュテファン・ヴァイル首相とシュレスヴィヒ
光学製品大手のイエナオプティックは16日、独東部のドレスデンにクリーンルーム施設を建設すると発表した。車両の電動・IoT化やデータ通信量の増加、人工知能(AI)の利用拡大などを背景に半導体需要が今後、一段と増えると見込ま
独複合企業ティッセンクルップは16日、イタリアのステンレス鋼生産子会社アッチャイ・スペチャーリ・テルニ(AST)を伊鉄鋼大手アルベディに売却することで合意したと発表した。ティッセンは非中核事業の売却を進めており、7月末か
独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車が9月末、国内 工場での生産を1週間停止する。長引く車載電子機器向け半導体部品の不足が理 由。ロイター通信が16日、労組のヤロスラフ・ポフシーク代表の話として
ロシア政府は来年から、電気乗用車による有料道路の利用を無料にする方針だ。こ のほど発表された閣議決定で明らかになったもので、政府が進める電動車普及策の 一環となる。ただ、有料道路の割合は全体の0.02%に過ぎず、全国的な
NECは15日、スペイン電気通信大手テレフォニカとオープンRANのプレ商用実証を行うことで合意したと発表した。テレフォニカの主要市場であるスペイン、ドイツ、英国、ブラジルの4カ国で実施する。 オープンRANは無線送受信装
伊トラック大手イベコと米スタートアップ企業ニコラ・モーターの合弁会社ニコラ・イベコ・ヨーロッパは15日、独南部ウルムにあるイベコ工場内で新生産ホールの開所式を行った。欧州向けの電動車両を製造する計画で年内にも製造を開始す
ドイツ政府は15日、操業時間短縮に関する時限ルールを年末まで延長することを閣議了承した。当該企業の被用者が操短手当を受給するためのハードル低くしている現行措置の期限を9月末から12月末へと3カ月延ばす。フベルトゥス・ハイ
独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は13日、ローマ 教皇フランシスコのスロバキア訪問にあたり、自社の最新電気自動車(EV)モデル 「エンヤックiV」と小型SUV「カロック」各2台を移動手段とし
独予防接種常任委員会(STIKO)のトーマス・メルテンス委員長は14日のテレビ番組で、インフルエンザワクチンと新型コロナウイルスワクチンを同時に接種しても問題はないとの見解を表明した。これまでに得られたデータをもとに判断
AGCは14日、米ライフサイエンス子会社AGCバイオロジクスが西南ドイツのハイデルベルク工場でメッセンジャーRNA(mRNA)の製造受託サービス提供体制を構築すると発表した。旺盛な需要に対応することが狙いで、mRNAの原
独バイオ医薬品企業キュアバックは14日、同社が開発した新型コロナウイルスワクチンの生産委託ネットワークをスリム化すると発表した。治験結果が低調で、当局の承認を得て市場投入しても大きな需要が見込めないことを踏まえた措置。独
急速に進展する車両電動化の流れにドイツの中小サプライヤーが付いていけず脱落する懸念が出ている。財界系シンクタンクIW経済研究所が14日に公開したレポートで明らかにしたもので、調査担当者は、従業員再教育などの分野で支援を行
JERAは13日、水素貯蔵・輸送技術開発の独ハイドロジーニアスLOHCテクノロジーズに出資すると発表した。水素経済実現で大きな役割を果たすと期待されている液体有機水素キャリア(LOHC)技術の知見を得るとともに、欧州、北