独ティッセンクルップ、事業再編計画発表
鉄鋼事業や造船事業で提携・分離の可能性を模索する一方、素材事業、ベアリングなどの産業部品事業、自動車部品事業は引き続き保持する。
提携・分離を計画する事業の売上高は合わせて約60億ユーロ、従業員数は約2万人となる。
鉄鋼事業と造船事業では、自力による利益率の改善に努めると同時に、他社との提携や経営統合の可能性を模索する。
鉄鋼事業や造船事業で提携・分離の可能性を模索する一方、素材事業、ベアリングなどの産業部品事業、自動車部品事業は引き続き保持する。
提携・分離を計画する事業の売上高は合わせて約60億ユーロ、従業員数は約2万人となる。
鉄鋼事業と造船事業では、自力による利益率の改善に努めると同時に、他社との提携や経営統合の可能性を模索する。
スウェーデン乗用車大手のボルボ・カーズは20日、すべての新モデルの最高速度を時速180キロメートルに制限すると発表した。
また、家族や運転初心者、若者などに車を貸す前に最高速度を設定することができる「ケアキー」もすべてのボルボ車で利用できるようにする。
同社は、時速180km制限やケアキーの導入により、スピードの出しすぎの危険性に対する注意を促し、道路交通の安全性向上に寄与する姿勢を示している。
独高級スポーツカーメーカーのポルシェは19日、ドイツ南部のヴァイザッハにある同社の開発センターにライト開発用の試験施設を建設すると発表した。
新しい試験施設には、ライトを試験するための全長100メートルのアスファルト舗装の道路を整備するほか、分析・試験スペースや実験室のある建物を建設する。
試験施設は、2014年に開設したデザインスタジオに隣接しており、デザイン開発と照明機能の開発の連携を強化できる利点もある。
同モデルは、スカウトラインバージョンを導入したシュコダ初のSUV(スポーツタイプ多目的車)となる。
7月から市場投入を予定する。
なお販売価格は明らかにしていない。
独自動車部品大手のコンチネンタルは11日、新型コロナウイルス(Covid-19)感染の患者を搬送するストレッチャー向けに抗菌仕様のベッドカバーを開発したと発表した。
同ストレッチャーはハノーバー市およびニーダーザクセン州が見本市会場に開設した仮設病院で使われるもので、コンチネンタルは50台分のベッドカバーを提供した。
カバー素材は医療分野向けに特別に開発された合成繊維「skai Pandoria Plus」で、ストレッチャーのベッドの上面と下面を完全に覆って使用する。
独自動車部品メーカーのZFフリードリヒスハーフェンは12日、「ザックス」ブランドで展開する電子制御CDC(連続可変ダンピングシステム)ダンパーのラインナップを大幅に拡充すると発表した。
アフターマーケット部門を強化する戦略の一環で、従来の高級車向けに加え、中小型車向けのスペアパーツを拡充した。
従来のダンパーシステムは車両への装着時にあらかじめ減衰力が設定されるのに対し、CDCダンパーはドライバーの運転のくせなどに応じて減衰力を瞬時に調整する。
温室効果ガスの排出経路を表すスコープ1(直接排出)、スコープ2(購入したエネルギーからの間接排出)、スコープ3(サプライチェーンからの間接排出)の3つの指標で削減目標を設定する。
ノキアン・タイヤズではタイヤ1トン当たりの温室効果ガス排出量を2030年までに、◇スコープ1と2の合計で15年比で40%削減◇スコープ3に含まれるカテゴリーのうち、「購入した製品・サービス」、「上流と下流の輸送・配送」、「販売した製品の使用」を対象に18年比で25%の削減――を目指している。
同社は過去6年間で温室効果ガス排出量を44%削減したという。
また、欧州、米国、アジアの各拠点で医療資材に関する知見を共有し、医療従事者向けのフェイスガードの部材を生産している。
ドイツのレーゲンスブルク拠点では、感染防止のためドアハンドルに取り付ける付属部品を3Dプリンターで開発した。
米バージニア州のウィンチェスター工場では1日当たり6,000枚以上のフェイスガードを生産し、地元の医療機関や警察、消防署に寄贈している。
一方、英ダゲナムの拠点では3Dプリンターを使って人工呼吸器の部品を生産している。
従業員650人が3交代制で従事し、国内の公立病院(NHS)が緊急に必要とする人工呼吸器「Penlon Prima ES02」1万5,000台分の部品を供給する。
このためフォードは同拠点の倉庫をわずか3週間で生産施設に改装した。
オーストリアも6月半ばにドイツとの国境を開放すると表明した。
オーストリアのクルツ首相も13日、6月15日付でドイツとの国境を開放すると表明した。
スロベニアも同日、3月から導入していた国境管理を緩和し、EU域内から加盟国の永住者や滞在許可証の所持者が入国する際、自主隔離をせずに入国することを認めた。
しかし、英国側はEUが日本、カナダなどと結んだFTAでそのような要求はしなかったとして、反発している。
EUと英国の離脱条件を定めた協定では、英国側が6月末までに申請し、EUが合意すれば、移行期間を22年12月末まで延長することが可能。
「公平な競争が前提では合意が不可能ということをEUが認めさえすれば、交渉は進展するだろう」と述べ、EU側に次回の交渉で「アプローチ」を変えるよう要求した。
欧州委員会は14日、英国が欧州連合(EU)域内での人の自由な移動を保障するEUのルールに抵触しているとして、法的手続きに着手したことを明らかにした。
1月にEUを離脱した英国は、離脱後の急激な変化を回避するため設けられた「移行期間」中はEU法に従わなければならず、人の移動に関するルールも適用されるが、これに違反していると認定。
英国はEUと締結した離脱協定で、在英EU市民の権利を離脱後も保障することを約束している。
英政府は12日、日本との自由貿易協定(FTA)締結に向けた交渉を近く開始すると発表した。
EU離脱後の急激な変化を回避するための「移行期間」が終了すると、日欧EPAによる低関税などの優遇措置が失われるため、12月末までに合意したい考え。
日英FTAが発効すると二国間の貿易は年間152億ポンド拡大し、関税の撤廃や引き下げにより英国の輸出業者は年間3,300万ポンドの節減が可能と試算している。
これに対し、法人顧客では、ガソリン車が全体の52.7%で最も多く、ガソリン車は36.3%となっている。
代替燃料車(AFV)の顧客別の内訳では、電気自動車は法人顧客が全体の69%を占めている。
プラグインハイブリッド車は、法人顧客が全体の82%を占めており、個人顧客は全体の18%にとどまっている。
欧州自動車工業会(ACEA)は19日、欧州連合(EU)(マルタを除く26カ国)の2020年4月の新車販売(登録)が27万682台となり、前年同月に比べ76.3%減少したと発表した。
1~4月の累計は、前年同期比38.5%減の275万845台となっている。
欧州30カ国の1~4月の累計は、前年同期比39.1%減の334万6193台となっている。
ドイツ初のクラシックカーのオンライン見本市「Classics to Click」が6月19日に開幕する。
開催期間は3週間で、出展者とのコンタクトやライブ講演などは時間が限られているものの、見本市は無料で24時間、閲覧することができる。
出展は、BMWグループ・クラシック、テュフ・ズュートなどが予定している。
独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は、電気自動車「ID.3」の発売に向けてポップアップストアを開設する。
VWは、ポップアップストアを通して「ID.3」やVWの電気自動車に関する情報を発信し、新しい顧客グループを開拓する。
ポップアップストアでは、「バーチャルルーム」で「ID.3」の情報を得るほか、発売後は試乗することもできる。
新機能では、「911」と「718」の2モデルについて、主要な生産工程2カ所にカメラを設置した。
今後さらにカメラを設置する工程を2カ所増やす予定。
なお、米国では、生産工程だけでなく、「Porsche Track Your Dream」機能を通して、ツッフェンハウゼン工場から出荷されたモデルがディーラーに到着するまでを追跡することができる。
独自動車部品大手のボッシュは15日、独自に開発した生産設備でマスクを生産すると発表した。
この生産ラインは、ボッシュの子会社が開発した。
また、需要があれば生産ラインを供給する。