独自動車部品メーカーのローバート・シン(RSN)は2日、会社更生手続きを完了したと発表した。同日付けでオーストリアの投資会社のチロル・エクイティが資本の50.1%を取得。残り49.9%は企業家のウド・ヴェントラント氏と新社長に就任したユルゲン・A・ノイマン氏とクリストフ・ロイター氏が出資した。同社は今後、社名をRSNシン(RSN Shin)として事業を継続する。
\RSNはエンジンに使用するバンジョーボルトやボールジョイントなどを製造している。昨年9月末に会社更生手続きを申請し、再建を進めていた。本社を独南部のニーフェルン=エーシェルブロンに置く。
\従業員約540人の雇用は今後も継続する。同社は2011年の売上高で前年比15%増の約4,900万ユーロ(暫定値)を計上した。
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