米フィスカーが2月に予定していた高級セダンEVスポーツカー「カルマ」のドイツ市場発売が延期される見通しだ。同モデルの欧州向け輸入・販売を引き受けているスイスの自動車販売大手エーミール・フライのマネージャーが独『auto motor und sport』誌に明らかにしたところによると、カルマは欧州連合(EU)の車両型式認定を取得できておらず、認定を得られる時期の見通しも立っていない状況という。カルマは150kWの電気モーター2基を搭載。最高速度は153キロメートル、航続距離は80キロメートル。さらにレンジエクステンダーとして搭載するガソリンエンジン(260 PS)の発電により、最高時速は200キロメートル、航続距離は300キロメートルに引き上げられる。
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