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2012/1/27

一般・技術・その他 (旧)

独大手6社、充電インフラのオープンプラットフォームを構築

この記事の要約

自動車大手のダイムラーやBMWなどドイツの大手6社が19日、電気自動車(EV)向けの充電インフラのオープンプラットフォームを共同で構築する計画を発表した。ローミングや決済システムを新たなプラットフォームに統合し、運営事業 […]

自動車大手のダイムラーやBMWなどドイツの大手6社が19日、電気自動車(EV)向けの充電インフラのオープンプラットフォームを共同で構築する計画を発表した。ローミングや決済システムを新たなプラットフォームに統合し、運営事業者が異なる充電スタンドを国内全域で問題なく利用できる環境を整える。同計画の実現に向けて2012年上半期に合弁会社を設立する予定。

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同プロジェクトには、ダイムラー、BMWグループ、自動車部品大手のボッシュ、電力大手のEnBW、RWE、電機大手のシーメンスの6社が参加する。

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現在の充電インフラは運営会社ごとに登録手続きが必要となり、決済システムも異なる。プロジェクトチームはドライバーの利便性を高めるため、オープンプラットフォームに既存のシステムを統合して互換性をもたせ、煩雑な登録手続きなどをせずに充電スタンドを利用できるようにする。

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連邦政府は電気自動車の普及台数を2020年までに100万台とする目標を掲げている。6社はプラットフォームを構築することでEV利用者の利便性を高め、電気自動車の普及を後押ししていく。

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