世界2位のトラックメーカーであるボルボ・グループが3日発表した2011年10-12月期決算は、純利益が前年同期比46%増の47億クローナ(7億米ドル)に拡大した。売上高は同18%増の865億クローナだった。すべての地域で販売が増加し、収益性も改善したことが増収増益につながった。
\11年通期は売上高が前期比18%増の3,103億コルナ、純利益が63%増の178億クローナにそれぞれ拡大した。 ボルボのPersson最高経営責任者(CEO)は、昨年秋から欧州ではトラック需要に陰りが見えているとして、「欧州経済の先行き不透明な情勢から、12年のトラック需要を予測するのは難しい」と語った。ただ、欧州では14年から新たな排ガス規制が施行されるため、買い替え需要が見込めるとの見方を示した。
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