独産業設備大手のデュルは、フォルクスワーゲン(VW)と中国・第一汽車(FAW)の合弁会社である一汽大衆(FAW-VW)から環境に優しい塗装システム「エコドライ・スクラバー」を受注した。長春工場の生産能力拡大に伴うもので、13年3月に稼働する予定。独自動車業界紙『アウトモビールヴォッヘ』(オンライン版)が2日付で報じた。
\エコドライ・スクラバーは水性塗料を使って車体の内側と外側を全自動で塗装する設備。従来の塗装ラインに比べエネルギー消費量、二酸化炭素(CO2)排出量を大きく削減できるほか、水や化学物質の使用量を抑えている。今回FAW-VWに納入する設備はアウディ車の塗装に使われるもので、1時間当たり塗装能力は34台という。
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