独産業設備機械大手のデュルが1月30日発表した2011年通期決算(速報値)における新規受注は26億8,000万ユーロとなり、前年から63%増加した。売上高は50%増の19億ユーロ、受注残高は55%増の21億ユーロだった。調整済み営業利益(EBITベース)は187%増の1億500万ユーロとなり、売上高利益率は2.6ポイント増の5.5%に大きく改善した。中国の自動車産業からの大型受注が収益を大きく押し上げたほか、新興諸国からの受注も好調だった。
\新規受注の地域別シェアは、ドイツが12%(3ポイント減)、ドイツを除く欧州が22%(増減なし)、南北アメリカが24%(5ポイント増)、中国を除くアジア・アフリカ・太平洋地域が10%(2ポイント増)、中国は32%(4ポイント減)であった。
\最終利益など詳細は21日の決算報告会で発表する予定。
\