米自動車部品大手のジョンソン・コントロールズは3月に開催されるジュネーブモーターショー（3月8～18日）に電気自動車やハイブリッド車向けの新たなリチウムイオン電池を出展する。セルの形状が角型であるのが特徴で、電池の設置スペースが小さくなる利点がある。同社の従来製品では丸型のセルが使用されている。
\同社は、セルのほか、監視システムなどの電子部品や冷却システムなどを組み込むセルモジュールの製造方法も改良し、幅広い車種に対応できる電池を開発した。これにより、自動車メーカーは開発時間やコストを節約できる利点があるという。
\新型電池は遅くとも2014年までに商品化、量産する計画。ドイツ政府が支援する電気自動車関連プロジェクトの一環として、ドイツのハノーバーの拠点に最新の生産設備を導入する予定という。同プロジェクトの成果は生産コストの削減に向けた今後の取り組みに活かしていく方針を示している。
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