トヨタ自動車は20日、ロシア・サンクトペテルブルクの車両工場で9月から2直稼働を開始すると発表した。同工場で生産している中型セダン「カムリ」の販売が好調なため。2直化に伴い従業員を600人追加雇用し、9月時点で従業員数を約1,750人に増やす。これにより年間生産能力も現状の2万台から2.5倍の5万台となる。
\トヨタのロシア生産会社トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ロシア(TMMR)の松永良典社長は「サンクトペテルブルクの雇用と経済発展に貢献できることを嬉しく思う」と語った。
\今年1~3月のトヨタのロシア販売は、昨年の同じ時期に比べ22%増の3万2,859台だった。なかでも昨年11月にTMMRで生産を開始したカムリのニューモデルの販売は66%増と好調だった。
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