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2012/4/27

一般・技術・その他 (旧)

フォルクスワーゲン、ディーラー向け教育施設設立

この記事の要約

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は、自動車ディーラー育成に力を入れる。720万ユーロを投資してルートヴィヒスフェルデ(ベルリン近郊)に教育・研修センターを開設する。鍬入れ式が17日に行われた。開校は今秋の予定で、 […]

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は、自動車ディーラー育成に力を入れる。720万ユーロを投資してルートヴィヒスフェルデ(ベルリン近郊)に教育・研修センターを開設する。鍬入れ式が17日に行われた。開校は今秋の予定で、建設プロジェクトの管理などはVWの不動産子会社であるVWIが担当する。

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技術革新が進むなど自動車販売市場を取り巻く環境が大きく変化するなか、顧客のニーズに的確かつ柔軟に応えられる販売スタッフを養成するのが狙い。

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ルートヴィヒスフェルデの施設の敷地面積は3,500平方メートルで、7つの研修室を持つ。販売に関する技能やスキル向上に向けた研修のほか、IT教育や技術関連以外の事柄についても研修できるスペースが用意される。また、建物は省エネ・省資源化が図られており、天窓や高窓の設置で自然光を取り入れるほか、自家暖房システムも採用する。

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VWはまた、ミュンヘン近郊のフライジングにも研修センターを開設する。今年夏に着工し、来年初めの完成を見込んでいる。

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