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2012/6/15

企業情報 - 部品メーカー

英GKN、メキシコに精密鍛造部品の新工場

この記事の要約

英自動車部品大手GKNドライブラインは7日、 メキシコ・グアナフアト州のセラヤに3カ所目となる精密鍛造部品の新工場を開設したことを明らかにした。\ 1,150万米ドルを投じて建設された新工場は2万8,300平方メートルの […]

英自動車部品大手GKNドライブラインは7日、 メキシコ・グアナフアト州のセラヤに3カ所目となる精密鍛造部品の新工場を開設したことを明らかにした。

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1,150万米ドルを投じて建設された新工場は2万8,300平方メートルの床面積を持ち、等速ジョイント(CVJ)システムの部品を生産する。年間生産能力は1,500万個。今年後半にフル稼働体制に入り、150人を雇用する予定。GKNは1979年からセラヤで精密鍛造部品を生産しており、3工場の合計従業員数は1,700人となる。

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メキシコには2005年から現在までに1億ドル以上を投資しており、次世代CVJシステムやハイテク生産セルに今後3年間に1億ドルを投じる計画だ。これにより、CVJシステムの生産能力は11年の600万ユニットから13年には900万ユニットに拡大する。スミス社長は、「メキシコはGKNドライブラインにとって重要な成長市場であり、生産設備の拡大はメキシコでの顧客基盤の拡大につながる」とコメントした。

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