独電線大手のレオニは5日、仏自動車大手のPSAプジョー・シトロエン(以下:PSA)から中核サプライヤー(コア・サプライヤー)として認定されたと発表した。長期にわたる協業や信頼関係に加え、品質の高い製品を供給することでPSAのグローバル戦略を支えてきたことが評価された。
\レオニは1975年からPSAにケーブルシステムやワイヤーハーネスなどを供給している。PSA向けの製品はフランス、スペイン、ルーマニアなど6カ国で生産、そこからフランス、スペイン、オーストリア、ロシア、スロバキアにあるPSA工場までジャストインタイム方式で納入している。乗用車10モデルのワイヤーハーネスと、エンジン、バッテリー向けの標準ケーブル部品などを供給している。
\同社はまた13年から、PSAのブラジル工場にも部品を供給する予定。これに対応するため、ブラジル・イトゥー工場の生産能力を強化する計画だ。
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