スウェーデンのトラック大手ボルボは13日、独エンジン大手のドイツ(ケルン)に対する出資比率を現行の6.7%から25%プラス1株に引き上げることで合意したと発表した。ドイツの株式の26.74%を保有する伊農機大手のSame Deutz-Fahr(SDF)から2,211万7,693株(約18.3%)を1株当たり5.88ユーロで取得する。
\出資比率の引き上げによりボルボはドイツの重要決議を拒否できるようになるとともに、筆頭株主になる。
\ボルボとドイツは長年にわたって提携関係にあり、1998年にはディーゼルエンジンの共同開発で合意している。
\SDFは、今回の取引が完了した後もドイツの株式の8.44%を保有する株主として残る。なお、取引にはカルテル当局の認可が必要となる。
\