独自動車部品大手のコンティネンタルは20日、新たな事業部門「パッシブセーフティー&センソリックス(PSS)」を開設したと発表した。パッシブセーフティーと従来のシャーシ&セーフティ事業部門のノウハウを統合し総合的なシステムを提供していく。PSS事業の本部はドイツのフランクフルトに置く。
\自動車業界では、横滑り防止装置(ESC)用イナーシャセンサーをエアバッグの制御ユニットに統合する動きが強まっているという。このような状況に対応するため、同社は従来のシャーシ&セーフティ事業部門の組織構造を見直し、新たな事業部門を発足させた。
\例えば、アドバンスド・センサー&サテライトセンサー(衝突検知センサー)分野では、ステアリングアングルやシャーシ制御システム、ブレーキシステム、バッテリー監視用のセンサーだけでなく、衝突安全システム用の加速度センサーや圧力の変化を測定するプレッシャーサテライトセンサーも提供していく。
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