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2012/8/10

企業情報 - 自動車メーカー

ルノー、ブラジル工場のエンジン生産能力を25%増強

この記事の要約

仏ルノーは2日、ブラジルでのエンジンの生産能力を25%増強すると発表した。同国南部のパラナ州クリチバ市にある工場の面積を2013年までに5,000平方メートル拡張し、生産能力を現在の年間40万基から50万基に引き上げる。 […]

仏ルノーは2日、ブラジルでのエンジンの生産能力を25%増強すると発表した。同国南部のパラナ州クリチバ市にある工場の面積を2013年までに5,000平方メートル拡張し、生産能力を現在の年間40万基から50万基に引き上げる。

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1999年にアイルトン・セナ工業団地に設立されたエンジン工場はこれまでに250万基を生産。昨年の生産量は33万5,813基だった。同工場からは、南米市場へ120万基を超えるエンジンが出荷された。

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ブラジルはルノーにとって、本国フランスに次ぐ世界第2の市場であり、国際的な事業戦略の重要な柱のひとつ。「ダスター」と「サンデロ」の販売好調が追い風となり、今年上期(1~6月)の市場シェアは6.8%を確保した。同社は16年までに、市場シェアを8%に高めることを目指している。

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