独自動車部品大手のコンティネンタルは23日、ブラジル・サンパウロ州のサルト市に2,800万レアル(約1,100万ユーロ)を投じて建設していたテクノロジーセンターの開所式を行った。同センターではエンジンの性能試験のほか、ディーゼル・ガソリンエンジン向けのアプリケーションを開発する。
\新センターはサルト工業団地内にあり、総床面積は2,400平方メートル。最新のセンサー・アクチュエーター技術、化学実験室、車台・エンジン性能試験設備、マイナス35~プラス50度のウェザールームなどを備えており、あらゆるエンジンに対応した試験・開発サービスが提供できるとしている。
\コンティネンタルのホセ・アヴィラ取締役(パワートレイン部門担当)は「ブラジルは我々の国際化戦略において非常に重要な意味を持つ。今回の投資によって、ブラジル市場でのプレゼンスを強化するとともに、将来の成長に向けて現地事業の足場を固めたい」と述べ、今後の発展に期待感を示した。
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