欧州自動車工業会(ACEA)が18日発表したEU(マルタを除く26カ国)の8月の新車販売(登録)台数は68万8,168台で、前年同月から8.9%減少した。販売低迷は11カ月連続。同時に発表された7月の販売台数は7.8%減の93万5,368台だった。
\8月の販売動向をみると、主要市場では、これまで伸びを維持していたドイツが4.7%減となったほか、フランスが11.4%、イタリアが20.2%の幅で落ち込んだ。
\欧米の主要メーカーは、最大手の独フォルクスワーゲン(VW)を除いて軒並み低迷。とくに米フォードが28.9%減と大きく落ち込んだ。日本勢はホンダが19.8%増と健闘したが、トヨタが6.1%、スズキが4.4%、マツダが10.5%、三菱が32.0%の幅で減った。
\