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2012/9/14

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ノキアンタイヤズ、新型夏用タイヤを来春投入へ

この記事の要約

フィンランドのタイヤ大手ノキアンタイヤズは10日、新型夏用タイヤ「イーライン(eline)」を来年春から市場投入すると発表した。イーラインは優れた燃費性能とウェットグリップ性能を持ち、今年11月から欧州で施行されるタイヤ […]

フィンランドのタイヤ大手ノキアンタイヤズは10日、新型夏用タイヤ「イーライン(eline)」を来年春から市場投入すると発表した。イーラインは優れた燃費性能とウェットグリップ性能を持ち、今年11月から欧州で施行されるタイヤラベリング制度で最上級のグレーディングに準拠している。

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イーラインは慣性モーメントを大幅に低減したことでハンドル応答性が向上し、思いがけない、あるいは過酷な状況にも素早く反応できる。アーチ形のトレッド面と頑丈なベルト構造は安定したドライビングを実現し、加速スリップを最低限に抑えることでウェットグリップが改善し、雨で濡れた路面での制動距離を短縮できる。

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また、ハードな使用に耐えるゴムパウンドにより環境性能も向上している。作動温度への到達時間が短く、転がり抵抗は少ない。転がり抵抗の燃費への寄与率は20%とされており、自動車の運用コストと二酸化炭素排出に大きな影響を与える。欧州ラベリング制度で燃費性能の最上グレードAと最低グレードFの間には、走行100キロメートルあたり0.6リットルの差がある。

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