スウェーデンのベアリング(軸受)大手SKFは14日、中国の上海外高橋保税区で北東アジア地域物流センターの起工式を行った。
\新物流センターは高さ30メートルのラックを持つ自動倉庫(ASRS)システムを備え、2013年に本格稼働を開始する。投資金額は1億クローナ。
\新センターは、米国グリーンビルディング協会による建築環境性能基準「LEED」(エネルギーと環境設計におけるリーダーシップ)に従って建設されるSKF初の物流センターとなる。LEEDは、◇敷地の持続可能性◇水効率◇エネルギー◇資材・資源◇屋内環境基準◇革新性と設計プロセスから建物の環境性能を評価するもので、SKFは昨年、LEED基準に準拠した建築プロジェクトを11件実施した。
\SKFのジョンストン会長兼最高経営責任者(CEO)は、「新物流センターは、世界各地におけるSKFグループのロジスティクスオペレーションのベストプラクティスを結集し、北東アジア地域のディストリビューターと顧客によりよいサポートを提供することができるようになる」と語った。
\