墺ZKWが新たなライト開発、対向車の運転手に配慮

オーストリアの自動車用照明器メーカーZKW(ヴィーゼルブルク)は14日、新しいインテリジェント・ヘッドライトシステムを開発したと発表した。刻々と変化する交通状況に合わせてハイビーム・ロービームを自動制御するもので、前方車両あるいは対向車両を検出すると、その方向に直接照射しないようにして他のドライバーの目が眩まないようにするなど、対向車の安全にも配慮しているのがポイント。

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ZKWが開発したヘッドライトは、4個のLEDドット4組(4x4)で構成するLEDマトリクスを光源に使用している。フロントに取り付けられたセンサーカメラが周囲を監視し、カーブや曲がり角などの道路状況に応じて照射の向きや高さを細かく制御。最大で265通りの照射パターンが可能という。

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発売の時期など詳細は明らかにしていないが、「近い将来、欧州の複数の自動車メーカーが採用することが決まっている」という。

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