技能格差の縮小、生産性の向上等に取り組む英国の産業別技能委員会(SSC)のロジスティクス部門であるSfL(Skills for Logistics)はこのほど、ロジスティクス業界のスキル向上に向けたプログラム「職種別技能グループ(Occupational Craft Skills Groups)」を発足させた。
\同プログラムは道路輸送協会(RHA)、貨物運送協会(FTA)など主要な業界団体と連携し、職種別に9つの技能グループを設立。それぞれの職種でスキルに関する問題の分析や優先課題の見極め、問題解決に向けた具体的なアドバイスなどを行う。
\SfLのジャクソン最高経営責任者(CEO)は、「英国のロジスティクス部門はスキルの向上によってパフォーマンスを改善し、競争が激化する世界における英国の地位強化に貢献することができる。ただそれを実現するためには、革新的なスキルのソリューションを開発し、雇用主が人材の募集、人員計画、人材開発から最大の成果を引き出せるよう後押しすることが必要だ」と語った。
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