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2012/11/2

企業情報 - 部品メーカー

ヴァレオの合弁会社、フォード子会社ACHの空調事業を買収

この記事の要約

仏自動車部品大手ヴァレオは10月29日、米同業V.ジョンソン・エンタープライズと設立した合弁会社デトロイト・サーマル・システムズ(DTS)が、米フォード・モーターの部品子会社オートモーティブ・コンポーネンツ・ホールディン […]

仏自動車部品大手ヴァレオは10月29日、米同業V.ジョンソン・エンタープライズと設立した合弁会社デトロイト・サーマル・システムズ(DTS)が、米フォード・モーターの部品子会社オートモーティブ・コンポーネンツ・ホールディングス(ACH)の空調事業を買収することで合意したと発表した。取引金額は公表されていない。

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DTSは今回の買収のために設立された合弁会社で、出資比率はV.ジョンソン・エンタープライズが51%、ヴァレオが49%となっている。V.ジョンソン・エンタープライズはプロバスケットボールチームのデトロイト・ピストンズのスター選手だったヴィンセント(ヴィニー)・ジョンソン氏が率いる自動車部品会社。

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DTSはミシガン州ロムラスでヒーターやカーエアコン、エンジン冷却システムなどの生産を2013年第3四半期から開始する。ロムラス工場の生産能力は年間200万台で、従業員は最終的に500人を見込んでいる。

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ヴァレオのアシェンブロワ最高経営責任者(CEO)は今回の合意について、「北米でのプレゼンスを強化するだけでなく、フォードとの関係強化にもつながる」とのコメントを発表した。

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