蘭ナビゲーション機器大手のトムトムが10月30日発表した2012年7‐9月期(第3四半期)決算の営業利益(EBITべース)は3,200万ユーロにとどまり、前年同期から22%減少した。スマートフォンをカーナビ代わりに利用するドライバーの増加で苦戦が続いているうえ、ユーロ圏の財政危機の影響を受け欧州の自動車販売市場が低迷していることが響いた。売上高は19%減の2億7,400万ユーロ、最終利益は23%減の2,200万ユーロだった。
\同社は業績低迷を受け、2012年通期決算の売上高見通しを11億ユーロから10億5,000万ユーロに下方修正した。
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