カーシェアリング業界団体のBCS(加盟企業109社)が22日発表したユーザー動向調査によると、2011年に新規加入した利用者のうち、入会時にマイカーを持っていた人の割合は43.4%だったが、入会後7カ月以上ではこの割合は19%となった。。マイカーをもっていた人の半数以上がカーシェアリングサービスの利用を始めてから自家用車を手放したことになる。カーシェアリングがあればマイカーはいらないと感じる人が多いことがわかった。
\今回の調査は、11年にカーシェアリングサービスに入会した新規会員2,851人を対象に今年7月に実施したもので、利用期間が最も短い人は7カ月、最も長い人が19カ月だった。
\また、新規加入者の3人に1人が、カーシェアリングがなければ新車の購入を検討していたと回答している。BCSの担当者は、今回の調査結果はカーシェアリングの潜在性がきわめて大きいことを示している、と述べ、今後の利用拡大に期待感を示した。
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