スウェーデンの自動車安全システム大手オートリブは5日、イーンドネシア・ジャカルタ近郊のチビトゥンにシートベルト工場を開設したと発表した。閉鎖する既存工場に代わりトヨタ、ダイハツ、日産向けの製品を生産する。
\新工場は1万1,000平方メートルの敷地に建設され、2,500平方メートルの床面積を持つ。従業員数は170人で、すべて既存工場からの異動となる。新工場の稼働開始によってオートリブのインドネシアでの売上高は昨年の1,200万ドルから2015年までに2,500万ドルに拡大する見通し。また、フル稼働体制に入れば年間5,000万ドルに拡大する可能性があるという。
\オートリブは今年のインドネシア国内の自動車生産台数を前年比20%増の100万台と予測している。
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