仏自動車大手のルノーは11日、今年のジュネーブ・モーターショーで小型クロスオーバー「Captur」を初公開すると発表した。これは2年前に発表したコンセプトモデルを市販化したもので、ルノーによると「SUVのスタイリングと走行性能」、「多目的車(MPV)の室内空間」と「コンパクトサルーンの乗り心地」を集約した都会的なデザインのクルマであるとしている。
\Capturは前輪駆動で、全長は412センチメートル。エンジンはガソリンとディーゼルの2種類を用意する。また、金属製の鍵(メカニカルキー)を使わなくても施錠・解錠やエンジンを始動できるカード型キーシステムを採用しているほか、登坂アシストシステムやバックカメラ、駐車アシストシステムを装備。さらに、インターネット接続ができる車載マルチメディアシステム「ルノーRリンク」を装備し、テレマティクス機能も強化している。
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