マツダと伊自動車大手フィアットは18日、スポーツカーの開発・生産で提携することで正式契約を結んだと発表した。マツダは次期「ロードスター(海外名: Mazda MX-5)」をベースにフィアット傘下のブランド、アルファロメオ向けの後輪駆動(FR)の2シーターオープンカーを開発・生産する。
\今回の提携では、マツダとアルファロメオの2ブランドのスタイルを明確に区別したスタイルのモデルを開発する方針としており、各ブランドが独自のエンジンを搭載する予定。両車種とも広島県にあるマツダの本社工場で生産し、アルファロメオ向けのモデルは2015年に生産を開始する。
\今回の契約を通してマツダはスポーツカーの開発および生産効率の向上を目指す。また、フィアットは最新技術を活用してアルファロメオのクラシックなロードスターに現代的な息吹を与えることができる。なお、フィアットは2016年までにアルファロメオから9種の新モデルをリリースする方針を表明している。
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