仏自動車部品大手ヴァレオが2月22日発表した2012年12月期決算は、売上高が前期比8.2%増の118億ユーロ、営業利益が3%増の7億2,500万ユーロにそれぞれ拡大した。主力の欧州事業は低迷したものの北米とアジアは好調で、増収増益を確保した。
\売上高の内訳は、OEM(相手先ブランドによる生産)が前年同期比8%増の99億1,000万ユーロ、アフターマーケットが3%増の14億5,000万ユーロ、その他が59%増の3億9,500万ユーロだった。OEMの地域別売上高は、アジア・中東・オセアニアが8%増の25億4,200万ユーロ、欧州・アフリカが3%減の50億5,600万ユーロ、北米が15%増の17億3,500万ユーロ、南米が8%減の5億7,700万ユーロだった。
\部門別の売上高は、コンフォート&ドライビングアシスタンスシステム部門が16%増の25億1,000万ユーロ、パワートレインシステム部門が4%増の32億6,600万ユーロ、サーマルシステム部門が6%増の33億4,000万ユーロ、ビジビリティシステム部門が7%増の27億3,400万ユーロだった。
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