欧州ビジネス協会(AEB)が11日発表したロシアの2013年2月の新車販売台数(乗用車・小型商用車)は21万666台となり、前年同月から2%増加した。1~2月の累計では前年同期比3%増の37万2,743台に拡大した。
\2月の新車販売をメーカー・ブランド別に見ると、国内自動車最大手アフトワズのラーダは首位を堅持したものの、3,6910台で前年並みの水準にとどまった。2位のルノーは前年同月比19%増の1万5,300台と2ケタ増、3位の起亜は7%増の1万4,094台だった。
\AEB自動車製造業者委員会(AMC)のシュライバー会長は2月の販売実績について、「驚きはなく、ここ数カ月はおおむね安定した伸び率が続いている。このような比較的安定した状況は伝統的に変化の多いロシアの乗用車市場においては新たな経験だ」とコメント。また、業界では今後数カ月は販売が高い水準で安定して推移するのと見方が多い、と説明した。
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