米ゼネラルモーターズ(GM)の独子会社オペルと独技術監査大手のテュフ・ラインラントは3日、オペル「モッカ」を使って衝突試験を実施したところカーエアコン用の新冷媒「R1234yf」は安全であるとの結論に達したと発表した。4日付けの独業界紙『オートモビルボッヘ』(電子版)などが報じた。
\同モデルでは欧州連合(EU)の規制に基づき2013年1月から環境負荷の低い新冷媒を使用している。オペルとテュフ・ラインラントの試験では、「モッカ 1.4ターボ」を時速50キロメートルで固定されていないバリアーに衝突させた。これは高速道路での衝突事故の衝撃に相当するという。その結果、空調システムに破損が生じ、冷媒が高温の排気マニホルド近くに漏れ出したが、発火しなかったと報告している。
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