独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のマルティン・ヴィンターコルン社長は4月25~26日に開催された第34回ウィーン・エンジンシンポジウムで燃費改善や二酸化炭素(CO2)排出削減に向けた今後の取り組みについて明らかにした。
\10速のデュラルクラッチトランスミッション(DCT)や気筒容量1リットル当たりの出力が100キロワット(kW)の高性能ディーゼルエンジンの開発のほか、プラグイン・ハイブリッド車、天然ガス車に注力する方針を示した。
\ヴィンターコルン社長は天然ガス車について、すでに市場投入されている技術であり、メリットを自動車メーカーや政府、燃料業界が協力して世間にアピールすべきであるとの見解を示した。
\プラグイン・ハイブリッド車に関しては、VWグループからポルシェ「パナメーラ」とアウディ「A3 eトロン」を発売する計画がある。続いて、VW「ゴルフ」や「パサート」、アウディ「A6」、ポルシェ「カイエン」からもプラグイン・ハイブリッド車を発売することを計画している。
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