独高級車メーカーのBMWは4月24日、ドイツの太陽光発電モジュールメーカーであるソーラーワットと協力し、電気自動車の顧客向けに太陽光発電を活用した充電システムを提供すると発表した。
\電気自動車(EV)「i3」とプラグインハイブリッドタイプのスポーツカー「i8」を購入した顧客にルーフトップ式の太陽光発電設備「ソーラーワット・カーポート・システム」などを販売する計画。「ソーラーワット・カーポート・システム」では、太陽光発電による電力を自動車の充電だけでなく、家庭用電力としても利用できる。また、充電システムはディーラーだけでなくインターネットからも注文できるようにする。
\BMWはプロジェクト「360°エレクトリック」を展開しており、これまでにエコ電力販売大手のナトゥアシュトローム(Naturstrom)などと提携している。
\ \■ バイエルン州政府に「アクティブE」を納車
\ \BMWはこのほど、ドイツのバイエルン州の環境・健康省にリース契約で電気自動車「アクティブE」1台を納車した。同省は12月半ばまで同モデルを通常業務に使用して実証試験する。
\2013年第2四半期(4-6月)には、ベルリンとミュンヘンで実施しているカーシェアリングサービス「ドライブナウ」にアクティブEを計60台を投入する。BMWはすでに米国のサンフランシスコで実施しているドライブナウに、同モデルを70台投入している。
\