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2013/5/10

企業情報 - 部品メーカー

ボッシュ、車両診断スマホアプリをリリース

この記事の要約

独自動車部品大手のボッシュは、車載診断システムやボードコンピュータの情報をスマートフォンに伝送するアプリ「fun2drive」をリリースした。車載故障診断システム(OBD-IIの)インターフェースを通して車両のさまざまな […]

独自動車部品大手のボッシュは、車載診断システムやボードコンピュータの情報をスマートフォンに伝送するアプリ「fun2drive」をリリースした。車載故障診断システム(OBD-IIの)インターフェースを通して車両のさまざまな稼働状況などの情報をスマホで読みとり、移動体通信で修理・点検工場に通報できるほか、スマホ画面に走行距離などのデータを表示し、ドライバーも随時、確認できるようになる。

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OBD-IIは車両診断システムの規格で、米国では1996年から、欧州とアジアでは2001年以降に販売された車両に搭載されている(ディーゼル車は2004年から)。

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OBDIIのデータをスマホに転送するためには、アプリをインストールするほか、ブルートゥース対応のOBD-IIアダプターを自動車側に装着する必要がある(アダプターは市販されている)。

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fun2driveを利用すると、例えば走行経路や速度などの情報をフェースブックなどに投稿し、友人と情報を共有することもできる。また、故障や不具合などを示すコードが見つかった場合は、最寄りのボッシュ・サービスセンターにオンラインで伝送し、電話でサービススタッフから助言を仰ぐこともできる。

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fun2driveが対応しているスマホOSは現在のところアンドロイドのみだが、アイフォンのiOS版も追ってリリースされることになっている。

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