自動車計測機器大手の堀場製作所は4-6日にシュツットガルトで開催された欧州自動車用測定技術見本市(オートモーティブ・テスティング・エキスポ・ユーロップ)で、排ガス流量計測器の最新モデル(第2世代)を紹介した。新モデル(PTFM-1000-V2)はピトー管式の流量計で、1kHzのサンプリング周波数を使って廃ガス流量を極めて精確に測定することができるという。
\PTFM-1000-V2は逆流も精確に計測できるため、ガソリン・ディーゼルエンジンにとどまらず、エタノールやプロパン、ブタンなどのアルコール燃料を使用するエンジンも試験することができる。リアルタイムの計測値表示はISO16183規格に準拠している。1分当たり2~65立方メートルの排気量に対応できる。また、オプションとして排気温度900度まで耐えられるアダプターも提供する。
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