独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは2日、ロシアで大型受注を獲得したと発表した。モスクワ市交通局モスゴルトランスが8月末から運行を開始する市バス565台にギアシステムなどの駆動系部品や車台を供給する。
\ZFの部品は、ロシアのバスメーカーLIAZが生産する都市バスに搭載される。また、ZFと独自動車部品大手のロバート・ボッシュによるステアリング部品の合弁会社ZF Lenksystemeもステアリングシステムなどの部品を受注した。
\ZFによると、モスクワでは2012年7月以降に計19の自治体がモスクワ行政区に加わった。これらの自治体とを結ぶ都市バスが運行する見通しのため、ZFでは今後さらに受注が増える可能性があると見込んでいる。
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