起亜自動車のスロバキア子会社キア・モーターズ・スロバキアは18日、2013年上半期(1~6月)の自動車生産が15万8,900台となり、前年同期に比べ6%増加したと発表した。エンジンの生産も前年同期比6.7%増の25万3,200基以上に拡大した。
\同社はスロバキア北部のジリナに工場を持つ。2月にはシードの3ドアハッチバックタイプ「プロシード」の新型モデルの生産を開始し、5月末には、「プロシード」の高性能モデル「プロシードGT」およびシードの5ドアモデル「シードGT」の生産を開始した。同工場では操業を開始して以来、初めて生産能力をフル稼働させて生産している状況という。
\生産した車両のうち、国内向け販売は全体の約1%にとどまっている。輸出先は、ロシアが全体の24%で最も多く、英国(14%)、ドイツ(9%)、フランス(5%)、イタリア(5%)などが続く。
\エンジン生産の内訳は、ガソリンが13万3,100基(全体の53%)、ディーゼルが12万100基(同47%)。同工場で生産したエンジンの47%は、グループ会社である現代自動車のチェコ工場に供給している。
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