仏自動車部品大手フォルシアは15日、中国第一汽車傘下の一汽鋳造(吉林省長春市)とマグネシウム合金製自動車用シートフレームの共同開発に関する業務提携を結んだと発表した。提携期間は3年間。
\フォルシアは、一汽鋳造とともにカーシートの一段の軽量化につながるマグネシウム合金製シートフレームの開発に取り組むことによって環境への負荷を軽減し、カーシート分野におけるリーディングカンパニーとしての地位を固める考え。フォルシア・チャイナのヴァラン社長によると、マグネシウム合金を使用したシートフレームは、従来のスチール製フレームと比べ25%もの軽量化が可能だという。
\フォルシアは中国を最重要拠点の一つと位置づけており、工場39カ所、R&Dセンター4カ所を展開、約8,500人を雇用している。
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