米自動車大手ゼネラルモーターズ(GM)の独子会社オペルは7月29日、9月のフランクフルト国際モーターショー(IAA)で世界初披露する新型「インシグニア」および「インシグニア・カントリーツアラー」に採用したコックピットの概要を発表した。タッチパッドによる操作や新世代インフォテイメントシステムを導入するなど全面的に刷新している。また、操作を大幅に簡易化し、直感で素早くインフォテイメントシステムや空調システムなどを操作できるようにした。
\新世代のインフォテイメントシステムは、「アダム」に今年初めに導入した「IntelliLink」シリーズの一部を採用している。8インチの大型カラーディスプレーを装備し、指で地図を拡大・縮小できるなど、スマートフォンのピッチイン・ピッチアウト機能を採用した。また、ハンドルのボタン操作やボイスコマンド操作のほか、センターコンソールに組み込まれたタッチパッドでも操作できる。タッチパッドは指で書いた文字を認識する機能も持つ。
\また、従来モデルではラジオ局しかお気に入りとして選択することができなかったが、新型モデルでは、ナビゲーション情報や電話番号、娯楽メディアなど最大60件の様々な情報をお気に入り登録できる。
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