仏タイヤ大手ミシュランが7月25日発表した2013年上期（1～6月）決算は、純利益が前年同期比44.6％減の5億700万ユーロとなった。タイヤ販売価格やフランスを中心にした人員削減に伴う費用が利益を圧迫した。
\上期の売上高は101億5,900万ユーロと、前年同期から5.1％の減収となった。部門別で見ると、乗用車・軽トラック部門が3.2％減の53億2,100万ユーロ、トラック部門が4.5％減の31億2,100万ユーロ、特殊部門（建機、航空機など）が11.3％減の17億1,700万ユーロだった。
\ミシュランのセナール最高経営責任者（CEO）は、「上半期の決算結果は、2013年通年の目標に沿ったものだ」としたうえで、特別損益算入前の営業利益の（前年比）維持、10％を上回る使用総資本率（ROCE）、およびプラスのフリーキャッシュフローを計上するという2013年度の目標を改めて確認した。
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