独自動車部品大手のボッシュは1日、中国・四川省の成都に新工場を開設したと発表した。アンチロック・ブレーキ・システム(ABS)や横滑り防止装置(ESC)など安全システムを生産し、現地顧客に供給する。
\ボッシュは同工場に今後数年で最大1億ユーロを投資する計画で、このうち約3,500万ユーロはすでに拡張工事に投資した。中国では道路交通における安全性を重視するドライバーが増えているため、同国では今後安全システムの需要が高まると見込んでいる。
\同社は6月には、江蘇省連雲港市東海県に新たな走行試験施設を開設した。同試験場では一年を通して、乗用車、自動二輪や重量45トン以下のトラックに装備するアンチロックブレーキシステム(ABS)や横滑り防止システム(ESC)、運転支援システムなど事故を未然に防ぐためのアクティブセーフティーシステムを試験することができるという。
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