独自動車部品大手のボッシュは7月31日、ハンガリーのブダペストに建設しているハンガリー事業の中核拠点の新社屋の一部を開設した。2015年までに約1億ユーロを投資する計画で、工事が完了すると、新社屋の面積は5万平方メートルになる予定。同年には開発センターも完成する。
\新社屋には、これまで近くの賃貸オフィスに勤務していた販売、管理、開発部門の従業員350人が入居した。2015年に完成予定の開発センターでは、現在、賃貸オフィスに勤務している開発エンジニアなど350人が移転してくる。
\ボッシュはハンガリーでは、自動車技術、産業技術、消費財、エネルギー・建築関連技術の4事業すべてを展開している。2012年の国内売上高は、グループ企業への販売も含めると20億ユーロ以上になる。従業員数は約8,500人で、このうち研究開発部門が約1,000人を占めている。
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