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2013/8/9

総合 – 自動車産業ニュース

仏新車登録、7月は0.9%増

この記事の要約

仏自動車工業会(CCFA)によると、同国の2013年7月の乗用車新車登録は15万248台となり、前年同期に比べ0.9%増加した。営業日が昨年に比べ1日多かったことが増加の一因。前年実績を上回るのは2011年10月以来とい […]

仏自動車工業会(CCFA)によると、同国の2013年7月の乗用車新車登録は15万248台となり、前年同期に比べ0.9%増加した。営業日が昨年に比べ1日多かったことが増加の一因。前年実績を上回るのは2011年10月以来という。1~7月の累計は9.7%減の108万1,724台だった。

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CCFAは、減少傾向は終息し、資金力のある人が新車を購入している、と説明しながらも、通期では前年比8%減にとどまり、1997年以降で最低の水準を記録するとの見通しを示している。

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7月の登録台数をブランド別に見ると、PSAプジョー・シトロエンは前年同月比0.9%増の4万6,973台に拡大した。プジョーはコンパクトSUV「2008」の販売が好調で、4.6%増の2万5,348台を確保。シトロエンは3.2%減の2万1,625台にとどまった。ルノーグループは4.7%増の3万4,850台。ルノーもコンパクトSUV「キャプチャー」の販売好調を受けて4.2%増の2万5,168台を確保。傘下のダチアも6.1%増の9,682台に伸びた。

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国外ブランドでは、トヨタグループが23.5%増の6,799台と好調だった。独メルセデスグループは、仏当局が「Aクラス」や「Bクラス」など一部モデルの登録を拒否している措置が響き、5.9%減の3,190台にとどまった。仏当局はこれらのモデルが欧州連合(EU)では現在使用が認められていないカーエアコン用冷媒を採用していることを理由に登録を拒否している。

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■ スペインは14.8%増、イタリアは1.92%減

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スペイン自動車工業会(Anfac)によると、同国の2013年7月の乗用車新車登録は前年比14.8%増の7万5,024台に増加した。政府による個人向けの新車購入助成金制度(スクラップインセンティブ)の効果が大きく、Anfacでは通期の新車登録が7万台を超えると予想している。

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イタリアの7月の乗用車新車登録は1.92%減の10万7,514台にとどまった。1~7月の累計は前年同期比9.23%減の83万9,481台となっている。

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